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これまでの企画展・特別展


 湯之奥金山博物館では、年に何回か
「企画展」もしくは「特別展」を開催しています。
 ここでは、これまで開催されてきた企画展、特別展を紹介します。
 ちなみに当館では、企画展は主に金山や鉱山、
またそれらに付随したものにかかわる展示であり、
「特別展」はそれ以外のカテゴリーに属するものの展示として、区別しています。

企 画 展
通算回タイトル開催期間
第1回企画展「道具から見た金山衆の世界」平成11年1月21日〜2月20日
第2回企画展「岩手金沢金山と
絵師・佐々木藍田の世界」
平成11年3月27日〜5月18日
第3回企画展「湯之奥金山と門西正勝家文書」平成11年9月18日〜10月17日
第4回企画展「湯之奥金山博物館収蔵庫展」平成14年2月9日〜3月24日
第5回企画展「金貨〜甲州金から幕府の金へ〜」平成14年3月30日〜5月9日
第6回企画展「砂金学ノススメ〜各地の砂金と採集具〜」平成15年3月29日〜5月11日
第7回企画展「金を科学する〜過去から未来へ〜」平成18年3月30日〜5月7日
第8回企画展「金山衆の風林火山」平成19年4月19日〜5月20日
特 別 展
通算回タイトル開催期間
第1回特別展「下部町写友会写真展」平成10年4月14日〜5月17日
第2回特別展「奥 隆行コレクション展
〜金の彩り〜」
平成12年4月1日〜5月7日
第3回特別展「奥 隆行コレクション展
〜民話と玩具たち〜」
平成12年5月13日〜6月11日
第4回特別展「下部町写友会作品展&
懐かしのカメラ展」
平成12年7月10日〜8月6日
第5回特別展「飯田蛇笏俳句写真展」平成12年8月12日〜9月10日
第6回特別展「少し昔のしもべの暮らし展」平成16年1月20日〜2月13日
第7回特別展「石原裕次郎写真展〜下部温泉・在りし日の思い出〜」平成16年4月29日〜6月13日
第8回特別展「富士川流域の自然遺産と富士川発見の古甲州金展」平成16年10月21日〜1月11日
第9回特別展「魅惑の海・写真展」平成17年11月20日〜11月27日
第10回特別展「つり人・井伏鱒二〜しもべを愛した文学者〜」平成18年6月22日〜7月18日


第1回企画展 「道具から見た金山衆の世界」

 我が国の金山研究は、これまで文献史学、鉱山技術史の領域の中で進められてきましたが、近年の動向はそれに考古学による発掘調査、民俗学などによる周辺地域の民俗調査などが加わり、いわゆる学際的研究が普遍化し、ここ10数年間あまりで急速に研究の発展が見られるようになってきました。
 特に山梨県内における塩山市・黒川金山と、下部町・湯之奥中山金山の2つの金山遺跡の学際的総合調査・研究はこれまでの文献史学における金山研究の成果のうえに新たな知見を加えるなど、大きな成果を挙げるに至っています。
 下部町では、この湯之奥中山金山遺跡の学際的総合調査の結果を、平成9年4月24日『甲斐黄金村・湯之奥金山資料館(平成12年4月より湯之奥金山博物館と名称変更)』にて公開しています。今や金山研究の全国の拠点として、また地域活性化の拠点として、全国研究者から、また地域の両面から理解され、多くの来館者を集めています。
 このような動向の中で我が国の金山研究は大きな高まりを見せてきますが、金山研究は奥が深く現段階ではまだ多くの課題が山積し、これからが、むしろ本格的な研究を向かえる段階にあるかと思われます。
 その課題の一つに当時の先端技術者であった『金山衆』の存在、その身分や性格、さらには動向などが注目されるところです。
 文献に現れてくる『金山衆』が、考古学の発掘調査などで得た遺物資料や、民俗学から見た金山関係資料から見るとどのように捉えられるか?それを今回は『武田領域内金山』からの出土・並びに伝世資料を提示することで、『金山衆』の姿を追いかけ考えてみたいという主旨で第1回企画展を企画いたしました。
(第1回企画展開催にあたって/館長 谷口一夫)
詳しくはココ!



第2回企画展 「岩手金沢金山と絵師・佐々木藍田の世界」

 第2回企画展として『岩手金沢金山と絵師・佐々木藍田の世界』を開催することとなりました。今回の企画展でなぜこれを取り上げたのか、その理由を述べたいと思います。
 既に周知の通り、わが国の金山研究は、これまで文献史学や鉱山技術史の領域の中で進められてきましたが、ここ10数年余りの間に考古学による発掘調査、民俗学などによる周辺地域の民族調査などが加わり、いわゆる学際的研究による多角的な角度からの研究が進み、急速な研究の発展がみられるようになりました。
 下部町湯之奥中山金山遺跡の学際的総合調査・研究も、発掘調査で出土した考古資料や門西家所蔵民俗資料をもとに、中世・戦国期におけるわが国最初の山金発掘の」初源的な姿から、その後の近世(江戸期)の金山経営の姿を、また、終末期の様子を知ることができましたが、その資料解析に当たっては、江戸時代の絵師・佐々木藍田が描いた『金沢金山御山大盛之図』に負うところが大きかったわけです。
 国立科学博物館における「日本鉱山文化」展において『金沢御山大盛之図』を最初に拝見したときに、使い方が不明だった「回転式挽き臼、つき石、フネ、セリ板」などの産金道具が、その作業工程と共に克明に描かれており、これまで想像の域を出なかった空間がものの見事に復元されたわけです。
 下部町が「甲斐黄金村・湯之奥金山資料館」の建設を決め、その展示計画・構成のために岩手県を訪ね、再び『同絵図』に接し、また、藍田の子孫である佐々木正太郎さん宅において、絵師であり、紺屋業を営んでいた藍田の作品を多数拝見し、絵師としての鋭い観察力、描写の確かさを改めて知ることができました。
 このような御縁で、資料館が開館されたら早い機会に、岩手県大槌町金沢金山を絵師・佐々木藍田の作品を公開し、その学恩に報いたいと望んで参りましたところ、今回、佐々木正太郎氏、花石公夫氏、岩手県立博物館、大槌町教育委員会ら多くの皆様のご協力を賜り開催することができました。
(第2回企画展開催にあたって/館長 谷口一夫)
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第3回企画展 「湯之奥金山と門西正勝家文書」

 山梨県下部町湯之奥・門西正勝家に伝わる金山関係文書並びに道具は、湯之奥金山遺跡(中山・内山・茅小屋)の全容解明につながる貴重な歴史資料です。
 史料的な価値から見ると、ここに湯之奥金山にとどまらず、わが国における産金史解明の上でも重要な歴史事実を今日に伝えています。
 平成元年から3カ年間にわたって下部町が実施した湯之奥金山総合調査においては、湯之奥・門西家文書と金山道具、富士(麓)・竹川家文書、岩手県大槌町・佐々木家絵図(金沢御山御山大盛之図)などの文献資料、民俗資料、それに、標高1400m〜1650mの毛無山(1964m)の山頂直下に位置する湯之奥中山金山遺跡へ初めて考古学による発掘調査、地質学・鉱山技術史などの参入、さらには湯之奥集落を中心とした民俗学調査などの総合調査が入り、16世紀戦国時代に始まり江戸期にまで及んだ湯之奥金山の姿を垣間見ることができました。
 金山遺跡総合調査並びに資料館建設にあたりましては、終始一貫門西三枝・門西正勝家の御理解と御協力賜ることとなり、さらには貴重な文書並びに金山道具を資料館に寄託していただき、広く公開することができ、わが国金山遺跡研究に寄与していただいておりますことに深甚なる謝意を申し上げる次第です。
 今回はその門西家の好意に応えるべく、第3回企画展『湯之奥金山と門西正勝家文書』を開催することといたしました。382点余りの中から特に20点余りを抽出して展示公開いたしました。
(第3回企画展開催にあたって/館長 谷口一夫)
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■第2回特別展「奥隆行コレクション展・郷土玩具〜金の彩り〜」

■第3回特別展「奥隆行コレクション展・民話と玩具たち」

■第4回特別展「下部写友会作品展&懐かしのカメラ展」

■第5回特別展「飯田蛇笏俳句写真展」



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