○身延町一般職の任期付職員の採用に関する条例施行規則
(平成19年12月13日規則第22号)
(趣旨)
第1条 この規則は、身延町一般職の任期付職員の採用に関する条例(平成19年身延町条例第27号。以下「条例」という。)の施行について必要な事項を定めるものとする。
(任期を定めた採用の公正の確保)
第2条 任命権者は、条例第2条各項の規定に基づき、選考により、任期を定めて職員を採用する場合には、性別その他選考される者の属性を基準とすることなく、及び情実人事を求める圧力又は働きかけその他の不当な影響を受けることなく、選考される者について従事させようとする業務に必要とされる専門的な知識経験又は優れた識見の有無をその者の資格、経歴、実務の経験等に基づき経歴評定その他客観的な判定方法により公正に検証しなければならないものとする。
(辞令の交付)
第3条 任命権者は、次に掲げる場合には、職員に対して、辞令を交付しなければならない。ただし、第3号に掲げる場合のうち、辞令の交付によらないことを適当と認める場合は、辞令に代わる文書の交付その他適当な方法をもって辞令の交付に替えることができる。
(1) 任期付職員を採用した場合
(2) 任期付職員の任期を更新した場合
(3) 任期の満了により任期付職員が当然に退職した場合
(任期付職員の級別資格基準表の適用方法等の特例)
第4条 任期付職員であって、その者が有する専門的な知識経験、従事する業務等に照らして、身延町が行う採用試験の結果により採用された者に相当する者として町長が認めたものについては、身延町職員の初任給、昇格、昇給等に関する規則(平成16年身延町規則第32号)別表第1に定める行政職給料表級別資格基準表(以下「級別資格基準表」という。)の試験欄の「正規の試験」の区分を適用することができる。
(任期付職員の給料月額の決定等の特例)
第5条 新たに任期付職員となった者の給料月額及びこれに係る次期昇給予定の時期は、採用の日の前日から、級別資格基準表を適用する場合における当該職員の経験年数に相当する期間をさかのぼった日に採用され、引き続き在職したものとみなして、当該さかのぼった日において、身延町職員給与条例(平成16年身延町条例第47号)別表第3、別表第3の2及び別表第3の3に定める各初任給基準表(以下この条において「初任給基準表」という。)を適用して得られる初任給(前条の規定の適用を受ける職員にあっては、同条の規定による級別資格基準表の区分と同一の初任給基準表の試験欄の区分を適用して得られる初任給)を基礎とし、かつ、他の職員との均衡を考慮して昇格、昇給等の規定を適用した場合に当該採用の日に受けることとなる給料月額及び次期昇給予定の時期の範囲内で決定することができる。
(その他)
第6条 この規則に定めるもののほか、この規則の施行に関し必要な事項は、町長が別に定める。
附 則
この規則は、公布の日から施行する。