身延町行政不服審査会条例

○身延町行政不服審査会条例

(平成28年3月18日条例第1号)

改正	令和7年3月19日条例第13号

第1条　行政不服審査法(平成26年法律第68号)第81条第1項の規定に基づき、法の規定によりその権限に属された事項を処理するため、町長の附属機関として、身延町行政不服審査会(以下「審査会」という。)を置く。

第2条　審査会は、町長の諮問に応じ、審査請求に関する事件について内容の調査及び審査をし、町長へ答申しなければならない。

第3条　審査会は、5人以内の委員で組織する。

2　委員は、非常勤とする。

第4条　審査会の委員は、審査会の権限に属する事項に関し公正な判断をすることができ、かつ、法律又は行政に関して優れた識見を有する者のうちから、町長が任命する。

2　委員の任期は3年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。

3　委員は、再任されることができる。

4　委員の任期が満了したときは、当該委員は、後任者が任命されるまで引き続きその職務を行うものとする。

5　町長は、委員が心身の故障のために職務の執行ができないと認める場合又は委員に職務上の義務違反その他委員たるに適しない非行があると認める場合には、その委員を罷免することができる。

6　委員は、在任中、政党その他の政治的団体の役員となり、又は積極的に政治活動をしてはならない。

7　委員は、在任中、審査会の調査又は審査の公正性を損なう行為をしてはならない。

8　委員の報酬及び費用弁償については、別に条例で定める。

第5条　審査会に、会長を置き、委員の互選により選任する。

2　会長は、会務を総理し、審査会を代表する。

3　会長に事故があるときは、あらかじめその指名する委員が、その職務を代理する。

第6条　審査会に、専門の事項を調査させるため、専門委員を置くことができる。

2　専門委員は、学識経験のある者のうちから、町長が任命する。

3　専門委員は、その者の任命に係る当該専門の事項に関する調査が終了したときは、解任されるものとする。

4　専門委員は、非常勤とする。

第7条　審査会は、会長が招集し、その議長となる。

2　審査会は、委員の半数以上が出席しなければ、会議を開くことができない。

3　審査会の議事は、出席委員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

第8条　審査会の委員及び専門委員は、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後も同様とする。

第9条　審査会の庶務は、総務課において処理する。

第10条　この条例に定めるもののほか、審査会に関し必要な事項は、規則で定める。

第11条　第8条の規定に違反して秘密を漏らした者は、1年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

この条例は、平成28年4月1日から施行する。

附　則(令和7年3月19日条例第13号)抄

(施行期日)

1　この条例は、令和7年6月1日から施行する。

(経過措置)

2　この条例の施行前にした行為の処罰については、なお従前の例による。

3　この条例の施行後にした行為に対して、他の条例の規定によりなお従前の例によることとされ、なお効力を有することとされ又は改正前若しくは廃止前の条例の規定の例によることとされる罰則を適用する場合において、当該罰則に定める刑に刑法等の一部を改正する法律(令和4年法律第67号)第2条の規定による改正前の刑法(明治40年法律第45号。以下この項において「旧刑法」という。)第12条に規定する懲役(以下「懲役」という。)(有期のものに限る。以下この項において同じ。)又は旧刑法第13条に規定する禁錮(以下「禁錮」という。)(有期のものに限る。以下この項において同じ。)が含まれるときは、当該刑のうち懲役又は禁錮はそれぞれの刑と長期及び短期を同じくする有期拘禁刑とする。