【美術館】『第55回 日本現代工芸美術展 in 山梨』

2016年08月19日(金)

身延町みすきふれあい館では、夏季展覧会として『第55回 日本現代工芸美術展 in YAMANASHI』を開催いたします。4月に東京都美術館で開催された本展は、名古屋・京都・金沢・横浜・九州と全国を巡回し、このたび山梨会場として当館にて開催いたします。

【主な出品作家】

大樋年朗(大樋焼、第十代大樋長左エ門)、奥田小由女(日展 理事長)、宮田亮平(文化庁長官)

他、作家総勢81名  ※敬称略

 

現代工芸美術家協会は、昭和36年の設立以来、工芸美術の創作活動を奨励し、日本の現代工芸美術の発展に大きな影響を与えてまいりました。中でも、協会の中心的活動の一つとして行われる本展「日本現代工芸美術展」は、日本工芸界を代表する文化勲章、文化功労者、日本芸術院会員をはじめ、工芸美術の分野で活躍する精鋭作家陣の作品が一堂に会する展覧会です。陶磁、染織、金属、漆、人形、ガラス、革、七宝など、様々な素材を用いて、作家独特の個性と価値観、現代にあふれる多様なコンセプトを反映して表現された日本屈指の造形美をぜひ間近でご覧ください。

これまでの伝統技法を踏襲しつつも、工芸の現代的あり方を模索し続け、前衛的に、挑戦的に、作家は作品に命を吹き込みます。独自性追求のその先にある新たな工芸スタイルの構築を目指して、今も歩みを続ける工芸人たちの世界を肌で感じていただければ幸いです。

 

【展覧会名】 『第55回 日本現代工芸美術展 in YAMANASHI』

【場所】身延町みすきふれあい館

【会期】 平成28年8月19日(金)~9月18日(日)

【開館時間】9時30分~17時(入館受付は16時30分まで)

【入館料】一般500円(450円)、高大生300円(270円)、小中生100円(90円) ※( )内は20名以上の団体料金