身延町なかとみ和紙の里トップ 知る 身延と西嶋和紙

知る 身延と西嶋和紙 この土地で育った和紙の良さは、この町の風土とどこか似ていると思う。

西嶋和紙がつくられる、身延町ってどんな町?

山梨県の南側にある身延町。ここは、千円札に描かれた本栖湖がある町として有名です。
ただ、見どころはほかにもたくさんあります。そのひとつが、西嶋和紙や曙大豆などの特産品を支える、この町の風土です。北から南にかけては、日本三大急流のひとつ富士川が流れ、川をはさんだ東西には切り立った山岳地帯が連なる。そんなこの町ならではの風土が、さまざまな植物を育み、四季折々の美しい自然風景を私たちに魅せてくれます。

武田信玄が認めた和紙 ~西嶋和紙のはじまり~

西嶋和紙の歴史は1571年、戦国時代にまでさかのぼります。
この年、望月清兵衛という武士が和紙の製法を学び、その技術をふるさとの西嶋に持ち帰ったことがはじまりです。
その和紙の特徴は、三椏(みつまた)という植物を主原料に使った光沢のあるつややかな紙。これを当時の国主・武田信玄に献上したところ、とても喜んだそうです。こうして、清兵衛は紙の役人に任命され、西嶋を中心に和紙づくりが盛んになっていきました。

和紙の新しいカタチ ~西嶋和紙の今~

戦後になると西嶋では、半紙に変わる紙として書画用の「画仙紙」を開発しました。この画仙紙は、故紙や稲ワラなど、さまざまな材料を混ぜて製造。そうしてできた和紙は、にじみが美しく黒色をはっきり表現できるので、今も全国の書道家に使われています。また近年では、三椏を使った和紙を復活させました。それを卒業証書やインテリア、文具用紙など、現代のライフスタイルに合わせた和紙づくりにも取り組んでいます。

『 和紙職人から、ひと言 』 手漉きでつくる和紙の良さは、1枚1枚に違いがでるところ。1枚1枚に個性があるんです。だから私は、この里でしか出会えない和紙をこれからもつくっていきたいですね。また、町内にある4つの紙漉き工場のいずれかで、見学ができます。ぜひ、熟練の技を間近で見てもらい、和紙づくりの奥深さを感じていただきたいですね。 西嶋和紙をつくって35年 笠井 正大さん

「山十製紙」 工場見学の様子

紙漉き工場見学

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