例言

1、 本町誌は身延町の地誌として編さんした。
1、 町誌の内容は編・章・節に分けたが、なお細分の要あるものは小見出しを用いた。
1、 執筆者は巻末に執筆分担一覧表を付して責任の所在を明らかにした。
1、 編集の過程で、編集責任者において執筆内容を一部加除訂正したものがある。
1、 資料の引用は各執筆者の判断によるため、多少同一資料の重複や同趣旨の写真・図表が掲載されている場合がある。
1、 写真・図表等はなるべく多く使用して読みやすい町誌とするよう心がけた。
1、 文中の人名は原則として敬称を略した。
1、 文章は平易にし、原則として現代かなづかいおよび当用漢字を用いて統一をはかったが、引用資料は原文のままとした。
1、 本文中止むを得ず当用漢字以外の漢字を用いる場合はふりがなをつけたが、同一節中でくりかえしてふりがなをつけることは避けた。
1、 引用資料・出典についてはつとめて本文中に明記したが、なお巻末にまとめて五十音順に列記した。
1、 資料提供者の氏名は巻末に記載した。
1、 年号の下に( )して西暦年号を付し、時代の変遷をわかりやすくした。
1、 戦後および合併時の混乱、数次にわたる役場の罹災によりとくに近代の資料が失なわれており、旧村の歴史を記述するにあたり不充分な点が多いことは残念である。そのための脱落、略記、誤記については了とされたい。
1、 各役職員については合併町村で尨大な数にのぼるためかなりの部分を割愛せざるを得なかった。
1、 第二編・身延町の自然については秋山樹好・中村幸雄両先生の監修を経たが、他の諸編については編集委員会の責任において完成した。
1、 編集の最終時を昭和44年9月としたが、事情により必ずしも統一されていない点を了承されたい。
1、 本町誌の題字は佐野為雄現町長の書である。