印刷地域おこし協力隊日記2018.10~12
12月27日(木) ~よいお年を~
どうも、みのぶ地域おこし協力隊の”うめ”です。
2018年。
あなたにとって、今年はどんな一年でしたか?
[2018年11月25日 / 身延山久遠寺]
気づくと私の地域おこし協力隊としての任期は、
残り10か月になりました。
「3年ってあっという間だなぁ」と思うと同時に、
「まだ身延にきて2年か」というなんとも不思議な気持ちになります。
[2018年9月15日 / 青山ファーマーズマーケット]
今年は自分で開発した『ソイコティー』の販売を中心に、
イベント企画やイベント出店などが活動のほとんどでした。
新たに稼働した【あけぼの大豆拠点施設】のメンバーの一員として、
あけぼの大豆を色んなところでPRすることができたと思います。
[2018年10月8日 / みのぶの魅力フェア]
私にとってこの2018年は、
人生の中でも、とても特別な年でした。
「町のために何ができるか」「地域おこしが自分の使命」だと、
そのことだけを考えて突き進んできた1年目とはまた変わり、
ゆっくりと少しずつ、でも確実に前に進むことのできた一年だったと思います。
身延は、
誰もが思い描いている理想の田舎暮らしができるわけでも、
皆が住みやすいと感じる町ではないけれど、
このまちで「生きていく」ことを考える日々はとても充実しています。
[2018年12月22日 / ファミリーパルフェスタ]
今までも、これからも、
自分の芯を太く、太くしていこうと思います。
「自分のできる限りの精一杯の努力をして頑張る」
それでは、よいお年を。
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12月20日(金) あけぼの大豆~大豆になったよ!~
どうも、みのぶ地域おこし協力隊の“あこ”です。
ようやく冬らしい冷え込みになってきましたね。
冬の空気って本当に綺麗。
車を走らせ、窓から眺める景色についカメラを向けてしまいたくなるほど…。
日常の景色に意識的に目を向けてみると素敵な世界がたくさんあります。
そんな風景をしっかりと味わっていきたいな、としみじみ感じる日々です。
【あけぼの大豆拠点施設の朝】
さて。
12月に入り、町内の至る所では大豆の脱粒作業が行われ
30年度産の大豆のお目見えが始まっています。
矢細工にある畑でもそんな脱粒作業がスタート。
前日に雨が降っておらず、お天気の良い日を見計らっての作業。
【株を切り、ボッチを作って天日干し】
葉を落として、しっかりと乾かした状態にしてから機械に入れていくことで
機械に優しく作業を進めていくことができます。
【株を投入口に入れると、こちら側から枝と葉っぱが出てきます】
【機械の中で、さやが剥かれた大豆がこちら側の袋の中へ】
そうして完成した大豆が袋に詰められ、少しずつ市場に出回っていきます。
30年度産の大豆を手にするのが楽しみですね。
年間を通して、
成長過程に携わらせていただいたあけぼの大豆。
大豆そのものを味わってみるのはもちろんのこと、それらがどのように変化して我々の食卓に並ぶのか。
手にする方のアイデア次第で広がる世界が楽しみです♪
…早いもので4月にあけぼの大豆と出会い、栽培に触れ始めてから
あっという間に暮を迎えようとしています。
正直、初めて触れる・知ることの多かった部分もたくさんありました。
目に見えて、自分ができていることは少ないのかもしれない。
けれど、そんな無知な自分に対して、
作業の意味を教えてくださったり、機械の使い方を丁寧に教えてくださったり。
周りにいる方々のおかげで、一つひとつの作業。
そして日々の時間が新鮮で学び多きものになっていたことは確か。
感謝の気持ちでいっぱいです。
年末を迎え、新たな年を迎える季節。
自分の心にどのような変化があり、どのように進んでいくのか。
しっかりと自分の足で歩いていけるように。
目の前のことに向き合いながら日々進んでいきたいと思います。
2018年お世話になりました。
良いお年をお迎えください。
それではまた。
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11月30日(金) あけぼの大豆の成長~大豆までもう少し!~
どうも、みのぶ地域おこし隊の“あこ”です。
11月も今日で終わり。
なんだか今年は暖かいですね。
色づく木々の様子を眺めながら
葉が舞う姿を見ると
冬の訪れを感じていきます。
【あけぼの大豆拠点施設からの眺め】
あけぼの大豆の畑は、
枝豆のシーズンが終わると(10月)、
大豆になるまでの間、少しだけ静寂な時間を過ごしています。
そんなとある日。
矢細工にある畑に足を運んだときに
見た景色。
【※2018年11月12日撮影】
気持ち良い青空に広がる
黄金色の畑。
ただそこで空気を感じて黄昏たい
そんな時間を味わってきました。
【空高く。大きくなぁれ!】
もう少ししたら大豆の脱粒がスタート。
土の中でじっくりと成長してきたあけぼの大豆のお披露目を
楽しみに待つ、ここ最近のわたくしです♪
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11月7日(水) あけぼの大豆の成長~枝豆の日々~
どうも、みのぶ地域おこし隊の“あこ”です。
気づけばあたり一面紅葉…。
あっという間に11月に突入していました。
まるっと一か月間。
身延町内。
10月はあけぼの大豆の枝豆の毎日でした。
標高が高い場所では6月10日頃から種撒きを
低い場所では6月末頃播種をする
“あけぼの大豆”。
夏の暑さを乗り越え、
台風にも耐えた枝豆の出荷・販売の
最盛期を迎えていました。
①生産されている農家さんが各自収穫を行い、“共選所”へ出荷
▼共選所:あけぼの大豆拠点施設(旧原小学校)
さやを手摘みですべて収穫する農家さんもいれば、
拠点施設にある“モギトールくん(株からさやを脱粒できる機械)”をレンタルしてさやを取る農家さんも。
【モギトールくん作業の様子】
②農家さんから出荷された枝豆を機械と人力で行う共選はJAさんが担当
【JAさん作業現場】
【流れる枝豆】
大きさや虫食い・色の様子を見ながら、
製品になるものとハネ出し品に分けていきます。
製品化された枝豆はJA中富直売所さんにて販売されていました。
一方、ハネ出し品となった枝豆は、
拠点施設内にある加工所に回り新たな加工品となるよう作業が進められます。
③ハネ出し品の加工処理
(洗浄~茹で作業~調理まで~)
我々協力隊もここでの作業のお手伝いに入っていました。
(1)【野菜洗浄機で枝豆を洗浄】
(2)【大鍋で茹でてから剥き枝豆に】
(3)【安全性に配慮して、調理室でもたくさんの工程を踏まえています】
(4)【真空パックをして冷凍保存】
農家さんはじめ、製品になるまでに携わる方々の想い。
美味しい枝豆を食べたいと足を運んで来てくださる方々の想い。
色々な方の想いが交差して出回るあけぼの大豆。
こんなにも枝豆に触れた日々はこれまでの人生初めてでした。
そして初めて口にしたあけぼの大豆の枝豆はありきたりかもしれないけれど、
「美味しい」の一言に尽きました。
【採れたて新鮮な枝豆】
【美しい剥き枝豆】
食は私たち人間を笑顔にする力をもっている。
自分自身にできることはなんだろう。
そんなことを考えながらの一か月は私にとって学びの月でした。
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お問い合わせ
担当:産業課
TEL:0556-42-4805(直通)