第三章 生物
第一節 身延町の植物
植物の分布を決定している要因には、その土地の気温・湿度・降水量・降雪量をはじめとする気象条件のほか、地形、地質の諸条件がある。
本町は県下においても比較的温暖であり、降水量も多い地域である。これは太平洋岸の暖い気流が富士川の谷に沿って、本町あたりまで入り込んだので、植物の生育にも大きな関係をもっている。
植物は諸条件の適した地域にのみ生存を続けるものである。暖いところを好む植物と、寒いところに生育する植物と、また、その中間にある植物というように、これは低地から高山へと植物が違うのと同様である。
身延町においては、低地はほぼ暖帯に属しまた山麓の一部も暖帯に属している。これ以上のすべては温帯である。この暖帯はいわゆる暖地性植物が分布している特殊な地域である。本町飛地の七面山は亜寒帯に属し高山植物を見ることができる。
一、身延町の植物分布の概況
本町はその地理的条件により、南方系の植物、北方系の植物、またその中間の温帯性の植物など、多種多様な植物が分布していて、美しい郷土の自然環境をつくりだしている。
冬枯れの山々を見れば、植林されたスギ・ヒノキ林・葉を落した雑木林、また黄みどりの竹林、それぞれの個性美にあふれている。春はまた若葉や花の美しさがその山相を変え夏の深緑は山々の威容を増し、秋の紅葉の美しさは人々を芸術の世界へ惹(ひ)きいれる。
身延町の植物の分布について記すには、身延の山々をくまなく跋渉(ばっしょう)調査しなければならないがいまだに完全とはいえない現状であるので、2・3の地区の調査により、その分布の概況とする。
はじめに身延町全般の植物の垂直分布(高さによって分ける)について、各地区共通のものをあげてみる。
(一)平地の植物
平地の植物とは、人家の庭先、道路わき、田畑、水辺などに生えている雑草で、多くは方言で呼ばれているものが多い。また見慣れていても名を知らない人が多い。これらの植物の中には多くの外国から入って来た帰化植物という雑草が繁茂している。
ア 道、庭の植物
ドクダミ(ドクダミ科)、クワクサ、カナムグラ(クワ科)、カナムシ(イラクサ科)、ミチヤナギ、イタドリ、サナエタデ、イヌタデ、オオイヌタデ、スイバ(タデ科)、アカザ(アカザ科)、ヒナタイノコズチ、イヌビエ(ヒエ科)、ザクロソウ(ザクロソウ科)、センニンソウ(キンポウゲ科)、トウダイグサ、ニシキソウ、コニシキ、コミカンソウ(ダイクサ科)、スベリヒユ(スベリヒユ科)、タテハコベ、ツメクサ、ノミノフスマ、ウシハコベ、ハコベ(ナデシコ科)、ムラサキケンマ(ケシ科)、ナズナ、マメグンバイナズナ、イヌガラシ(アブラナ科)、キンミズヒキ、ヘビイチゴ(バラ科)、ゲンゲ、ヤハズソウ、ウマゴヤシ、ミヤコグサ、ムラサキツメクサ、シロツメクサ、カラスノエンドウスズメ、エンドウ(マメ科)、ゲンノショウコ(フウロウソウ科)、カタバミ(カタバミ科)ヤブガラシ(ブドウ科)、スミレ、タチツボスミレ、ヒメスミレ(スミレ科)、アレチマツヨイグサ、マツヨイグサ、オオマツヨイグサ(アカバナ科)、チドメグサ、ヤブジラミ(セリ科)、ヒルガオ(ヒルガオ科)、カキドオシ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、メハジキ(シソ科)、ヨウシェチョウセンアサガオ、センナリホオズキ(ナス科)、タチイヌノフグリ、オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)、オオバコ(オオバコ科)、ヤエムグラ、ハナムグラ、オオバエノヤエムグラ、アカネ(アカネ科)、ヨモギ、ヨメナ、ユウガニク、ノコンギク、センダングサ、アメリカセンダングサ、ヒメジョン、ヤナギバヒメジョン、ヒメムカシヨモギ、アレチノギク、オオアレチノギク、ハルジョオン、ハハコグサ、アキノハハコグサ、アキノノゲシ、ジシバリ、オニノゲシ、ノゲシ、ノボロギク、タンドロボロギク、ベニバナボロギク、タンポポ、オナモミ(キク科)、カモジグサ、コヌカグサ、コブナグサ、カラスムギ、ヒメアブラススキ、ギョウギシバ、チガヤ、メヒシバ、アキメヒシバ、オヒシバ、チカラシバ、ススキ、イヌビエスズメノカタビラ、キンエノコロ、エノコログサ、シバ(イネ科)、コゴメガヤツリ、カヤツリグサ(カヤツリグサ科)、ツユクサ(ツユクサ科)ノビル(ユリ科)、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
イ、田・畑の植物
カラスビシャク(サトイモ科)、スベリヒュ(スベリヒュ科)、ハコベ、コハコベ、ノミノフスマ(ナデシコ科)、キツネノボタン、タガラシ(キンポウゲ科)、ナズナ、タネツケバナ、イヌガラシ、クンバイナズナ(アブラナ科)、セリ(セリ科)、ホトケノザ(シソ科)、アゼナオオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)、オオバコ(オオバコ科)、オオジシバリ(キク科)、ヒルムシロ(ヒルムシロ科)、スズメノテッポウ、コブナグサ(イネ科)、ココメガヤツリ、マツバイ、テンツキ、ヒデリコ、アセテンツキ(カヤツリクサ科)、アオウキクサ(ウキクサ科)、イボクサ(ツユクサ科)、コナギ(ミスアオイ科)、ツルボ(ユリ科)
ウ、水辺の植物
ウナギツカミ、アナギタデ、タニソバ、アキノウサギツカミ、ミゾソバ(タデ科)、タガラシ(キンポウゲ科)、アメリカセンダングサ(キク科)コガマ(ガマ科)、クロモ(トチマガミ科)、チガヤ、ジュズダマ(イネ科)
エ、川原の植物
フジナデシコ、カワラナデシコ、フシグロ(ナデシコ科)、マメグンバイナズナ(アブラナ科)、ノイバラ(バラ科)、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ、メトハギ、ネコハギ(マメ科)、オオマツヨイグサ、マツヨイグサ、アレチマツヨイグサ(アカバナ科)、カワラハハコ、カワラヨモギ、オトコヨモギ、ヨモギ、アメリカセンダングサ、カワラニガナ、コメナモミ(キク科)、カモジグサ、ギョウギシバ、チガヤ(イネ科)、ネシバナ(ラン科)
(二)林・草原の植物
この地帯は海抜400メートルから500メートルまでの暖帯から温帯にうつりかわる地帯で、アラカシ、シラカシの自生の多い地帯である。本町全般の植物をあげる。
カワヤナギ、イヌコリヤナギ(ヤナギ科)、オニグルミ(クルミ科)、ヤマハンノキ、ハンノキ、イヌシデ、クマシデ、アカシデ(カバノキ科)クリ、アカガシ、アラカシ、シラカシ、ウラジロガシ、ツクバネガシ、クヌギ、コナラ、(ブナ科)、ムクノキ、エノキ、ケヤキ科(ニレ科)、コウゾ、クワ(クワ科)、ヤブマオ、カラムシ(イヌクサ科)、アケビ、ミツバアケビ(アケビ科)、ヤマコウバシ、クロモジ、アブラチャン、タンコウバイ(クスノキ科)、サンショウ、イヌザンショウ、フュザンショウコクサギ(ミカン科)、カマツカ、イヌザクラ、ウワミズザクラ、チョジザクラ(バラ科)、ニガキ(ニガキ科)、ヌルデ、ヤマウルシ(ウルシ科)イヌツゲ(モチノキ科)、ツルウメモドキ、ニシキギ、コマユミ(ニシキギ科)、イロハモミジ、ウリハダカエデ(カエデ科)、ヒザカキ、ツバキ(ツバキ科)、キブシ(キブシ科)、ウコギ、タラノキ、ウド、キズタ、ハリギリ(ウコギ科)、ネムノキ(マメ科)、アセビ、ヤマツツジ、ナツハゼ(ツツジ科)、エゴノキ(エゴノキ科)、イボタノキ(モクセイ科)クサギ(クマツヅラ科)、クコ(ナス科)、ニワトコ、ガマズミ、コバノガマズミ、コマキ、ヤブチマリ(スイカズラ科)、タマアヂサイ(ユキノシタ科)、ケンポナシ(クロウメモドキ科)、マンリョウ、ヤブコウジ(ヤブコウジ科)、イヌガヤ(イヌガヤ科)、センニシソウ、ホタンズル、コバノボタンズル、アキカラマツ(キンポウゲ科)、アカメガシリ(トウダイグサ科)、ナツグミ、アキグミ(アキグミ科)、ウバユリ、ヤマユリ、サルトリイバラ(ユリ科)、オニドコロ、ヤマノイモ(ヤマノイモ科)、ウマノアシガタ(キンポウゲ科)、ツヅラフジ、アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)、ウツギ、ヒメウツギ、バイ、カウツギ(ユキノシタ科)、キンミズヒキ、ヤブヘビイチゴ、ノイバラ、チリバノイバラ、クサイチゴ、ニガイチゴ、ナワシロイチゴ、シモツケ(バラ科)、ヤブマメ、ヌスビトハギ、ノササゲ、コマツナギ、ナンテンハギ、フジ、ヤマハギ(マメ科)、ヒメハギ(ヒメハギ科)、ノブドウ、エビズル、ツタ(ブドウ科)、ミズダマソウ(アカハナ科)、ミツバ、ヤブニンジン、ウマノミツバ(セリ科)イチャクソウ(イチャクソウ科)、オカトニノオ(サクラソウ科)、リンドウ(リンドウ科)、ジュウニヒトエ、ヤマハツカ、ウツボグサ、アキノタムラソウ(シソ科)、ヒヨドリジョウゴ、ハダカホオズキ(ナス科)、キヌタソウ、アカネ、クソカズラ(アカネ科)、スイカズラ(スイカズラ科)、カラスウリ、キカラスウリ(ウリ科)、ツリガネニンジン、ツルニンジン、キキョウ(キキョウ科)、キッコウハグマ、ノコンギク、リュウノウギク、オケラ、ヤブタバコ、サジガンクビソウ、ヒヨドリバナ、サケバヒヨドウバナ、センボリヤリ、ヤクシソウ、ヤブタラビコ、コウヤボウキ、ホソバノコウヤボウキ、フキ(キク科)、チヂミザサ、ヌカビキ(イネ科)カンスゲ、ナキリスゲ(カヤツリグサ科)ナルコユリ、ホウチャクソウ、ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ヤマユリ、ジノヒゲ、ギンラン、キンラン、シュンラン、オオバノトンボソウ(ユリ科)、イチリンソウ、ニリンソウ(キンポウゲ科)ウラシマソウ(サトイモ科)、アカショウマ(ユキノシタ科)、ヤブミョウガ(ツユクサ科)
(三)山の植物
海抜500メートルから600メートル以上の地帯で温帯に属し、常緑広葉樹は少なくそれにかわって、落葉広葉樹の多い地帯である。
ヤマナラシ(ヤナギ科)、サワグルミ(クルミ科)、ヤシヤブシ、ハンノキ、アカシデ、イヌシデ、ツノハシバミ(カバノキ科)、クリ、ブナ、イヌブナ、タヌギ、コナラ、ミズナラ(ブナ科)、エノキ、ケヤキ(ニレ科)、カツラ(カツラ科)、クロモジ(クスノキ科)、シラキ(トウダイグサ科)、オニシバリ(ジンチョウゲ科)、ツルグミ(グミ科)コトウズル、ウツギ、マルバウツギ、バイカウツギ、コアジサイ、ヤマアジサイ、ノリウツギ(ユキノシタ科)、ズミ、カマツカ、ヤマザクラ、マメザクラチョウジザクラ、エドヒガン、コヒガンザクラ、ウワミズザクラ、クマイチゴ、ナナカマド、シモツケ、ココメウツギ(バラ科)、キハギ、フジ(マメ科)、キハダ(ミカン科)、ヌルデ、ヤマハゼ、ヤマウルシ(ウルシ科)イヌツゲ(モチノキ科)、ツルマサキ、ツリバナ、マユミ(ニシキギ科)ミツバウツギ(ミツバウツギ科)、ウリカエデ、ウリハダカエデ、ホソエカエデ、ハウチワカエデ、イタヤメイゲツ、イタヤカエデ、イロハモミジメグスリノキ、チドリノキ、ミツデカエデ(カエデ科)、トチノキ(トチノキ科)、アワブキ(アワブキ科)、シナノキ(シナノキ科)、サルナシ、マタタビ(マタタビ科)、ツバキ、ナツツバキ(ツバキ科)、キブシ(キブシ科)、コシアブラ、ウコギ、タラノキ、タカノツメ、ハリギリ(ウコギ科)クマノミズキ、ミズキ、ヤマボウシ、ハナイカダ(ミズキ科)、リョウブ(リョウブ科)、ネジキ、アセビ、ミツバツツジ、コバノミツバツツジ、ヒカゲツツジ(ツツジ科)、サワフタギ(ハイノキ科)、エゴノキハクウンボク(エゴノキ科)、イボタノキ、ヒイラギ(モクセイ科)、ムラサキシキブ、コムラサキシキブ、ヤブムラサキシキブ、クサギ(クマツヅラ科)、ツクバネウツギ、キンギンボク、ニワトコ、ガマズミ、コバノガマズミ、オオカメノキ、コマキ、ヤブテマリ、ニシキウツギタニウツギ(スイカズラ科)、カヤ(イチイ科)、モミ、アカマツ(マツ科)、ホオノキ(モクレン科)、コアカソ(イラクサ科)、カンアオイ、ランヨウアオイ(ウマノスズクサ科)、ハンショウズル、クサボタン(キンポウゲ科)、ムラサキマムシクサ(サトイモ科)、ツクバネソウ、シオデ、エンレイソウ(ユリ科)、オニドコロ(ヤマノイモ科)、ヤマトリカブトオウレン、ヤマシャクヤク(キンポウゲ科)、イカリソウ(メギ科)、ミヤマキケンマ、ヤマブキソウ(ケシ科)、ヤマブキ(バラ科)、タチツボスミレ、マルバスミレ(スミレ科)リンドウ、フデリンドウ、ハルリンドウ、ツルリンドウ(リンドウ科)、テイカズラ(キョウチクトウ科)、オオカモメズル(カガイモ科)、ルリソウ、ヤマルリソウ(ムラサキ科)、テンニンソウ、シモバシラ、オドリコソウ(シソ科)、ハシリドコロ(ナス科)、クガイソウ(ゴマノハグサ科)、キヌタソウ、ヤマムグラ、オオバノヤエムグラ、ホソバヨツバムグラ(アカネ科)、オミナエシ、オトコエシ(オミナエシ科)、ソバナ、キキョウ、ツルニンジン(キキョウ科)、ノブキ、キッコウハグマ、モミジガサ、メタカラコウ、シロヨメナ、オケラ、ガンクビソウ、リュウノウギク、タイアザミ、カシワバハグマ、ヤブレガサ、ヤマボケチ、ヒメヒゴダイ(キク科)、ナキリスゲ(カヤツリグサ科)、セキショウ(サトイモ科)ホウチャクソウ、ミヤマナルコユリ、チゴユリ、ヤブカンゾウ、ショウジョウバカマ、ヤブラン、オオバジャノヒゲ、マイズルソウ、ユキザサ、ヤマジホトトギス、ホトトギス、ヤマホトトギス(ユリ科)、キツネノカミソリ、ナツズイセン(ヒガンバナ科)、シャガ(アヤメ科)、クマガエソウ、アツモリソウ、オオバノトンボソウ(ラン科)、サンカクヅル(ブドウ科)
(四)亜高山帯の植物
本町唯一の亜高山である七面山は、亜寒帯の様相を示していて、若干の高山植物が見られる。山頂の代表的植物をあげる。
ミヤマハンノキ、ダケカンバアカカンバ(カバノキ科)、ムラサキツリバナ(ニシキ科)、ミネカエデ(カエデ科)、ミヤマシグレ(スイカズラ科)、オオシラビソ、トウヒ、サワラ、シラビソ、コメツガ(マメ科)ナナカマド(バラ科)、マユミ(ニシキギ科)、トチノキ(トチノキ科)、アセビ、ネヂキ、チチブドウダン(ツツジ科)、イワガラミ、ノリウツギ(ユキノシタ科)、ミヤマエンレイソウ、ツバメオモト、コバイケイソウ、キヌガサソウ、マイブルソウ、オオバユキザサ、コオニユリ(ユリ科)、バイカオウレン、ミヤマオダマキ(キンポウゲ科)、ツルツゲ(モチノキ科)、ハリブキ(ウコギ科)、イワカガミ(イワウメ科)、ヒメシデシャジン、イワシャジン(キキョウ科)、カニコウモリ、ヤハズヒゴタイ、ヤマハハコ、キオン(キク科)、キンスゲ(カヤツリグサ科)、ミヤマウズラ(ラン科)、オサバグサ(ケシ科)
七面山頂付近一帯の針葉樹林は伐採され、その跡にはシラビソの稚樹が一帯に生えている。
(五)植物の方言
スベリヒュ−イハヒズル、ナズナ−ペンペングサ、カキドオシ−カントリソウ、ホトケノザ−サンガイグサ、ヨモギ−モチグサ、ヒメムカショモギ−テツドウグサ、エノコロクサ−ネコジャラシ、シロツメグサ−クローバー、ノイバラ−ノバラ、コナラ−ナラ、コウゾ−カゾ、アブラチャン−ヅサ、ヤマノイモ−ジネンジョ、ウツギ−ウノハナ、カマツカ−ウシコロシ、ヌルデ−カツノキ、キヅタ−フユヅタ、ハリギリ−センノキ、ネムノキ−ネブタ、リュウノウギク−ノギク、アカメガシワ−アカメンボ、アセビ−アセミ、シャガ−ハッカケババア、イヌガヤ−ヒヨウブ、ウラジロモミ−モミソ、ウリハグカエデ−ウリカワ、オオバコ−ゲールッパ、カヤツリグサ−ハナビグサ、ガマヅミ−ヨシズ、ヨスズ、カラスノエンドウ−シビビイ、キブシ−メンブシ、クズ−グズバ、クロモジ−クロモンド、クワノ実−カミズ、サワグルミ−カワグルミ、サワシバ−シロシデ、シモツケ−ヤマコメバナ、シュンラン−ジジイババア、オシャカサン−ハナ、ズミ−コナシ、タマアジサイ−サワフサギ、ダンコウバイ−ズサ、チドリノキ−サワシバ、ヤマシバ、ドクウツギ−ナベワリ、トリカブト−カブトバナ、ハナイカダ−ママッコ、ヒメシャラ−サルスベリ、オミナエシ−アワバナ、オトコエシ−コメバナ、ホタルブクロ−パッカン、マムシグサ−ヘビノマクラ、アケビ−アクビ、ミツバアケビ−モチァケビ、ミツバツツジ−ムラサキツツジ、ヤシヤブシ−アズマ、ヤブカンゾウ−ピュウピュウ、ヤマブドウ−オオエビ、ヤマボウシ−ヤマッカ、ヤマボクチ−ウラジロ、ユリ−ヨル、リョウブ−ギョウブ
(六)有毒植物
ヤマトリカブト(キンポウゲ科)、ハシリドコロ(ナス科)、ヒガンバナ(ヒガンバナ科)、ドクウツギ(ドクウツギ科)
  
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