五、電気

 

表7に示すように身延町の電力使用量は急増したことがわかる。これは耐久消費財の保有率と深い関係があると推定できる。また町内電灯使用量については表8にみられるように31年を基準として、42年には約3.5倍の増加となっている。地区ごとの電力使用量の増加傾向は、4地区ともだいたい同傾向を示している。町内1戸あたり電力使用量の契約口数あたりアンペアーは、表6にも記入したように、豊岡・下山地区と身延・大河内地区の消費量とに格差がみられる。


 身延町内地区別電力使用量内訳表
表8   (昭和43年9月30日東京電力身延営業所調べ)(単位KWH)
  区分
年度
身延町 下山地区 身延地区 大河内地区 豊岡地区
31 883,118
前年比(113.7)
136,883 408,001 256,104 82,129
32 967,013
(109.5)
149,887 446,760 281,434 89,932
33 1,036,638
(107.2)
160,679 478,927 300,625 96,407
34 1,101,945
(106.3)
170,801 519,099 319,564 102,481
35 1,298,095
(117.8)
201,204 599,722 376,447 120,722
36 1,496,703
(115.3)
231,989 691,477 434,044 139,193
37 1,754,134
(117.2)
271,891 810,411 508,700 163,134
38 2,064,618
(117.7)
320,016 953,854 598,739 192,009
39 2,335,085
(113.1)
361,938 107,880 677,174 219,023
40 2,589,607
(110.9)
401,389 119,639 750,986 240,833
41 2,908,132
(112.3)
453,675 1,340,658 840,457 273,342
42 3,268,740
(112.4)
508,302
(112.0)
1,511,220
(112.7)
946,590
(112.6)
302,628
(110.7)
43/9迄 1,850,262 289,746 855,756 547,494 157,266