第五節 農林省山梨県食糧事務所・南巨摩支所身延出張所
1 所在地 身延町丸滝565番地
2 沿革
昭和8年11月 米穀統制法が施行され、本県においては同年6月小麦・なたねの検査が実施される。
昭和9年11月 県外移出の米穀検査を実施する。
昭和12年4月 山梨県穀物検査所が独立発足し、米穀、大麦、精米の強制検査が実施される。
昭和17年2月 食糧管理法が施行され同年12月食糧検査は国営となり、山梨県食糧検査所と改められ旧身延町に検査官が配置され、旧豊岡村、旧下山村農業技術員が嘱託となる。
昭和21年2月 甲府食糧事務所設置、同年3月職員増員され、市川支所身延出張所を設置し、事務所を旧身延町農業協同組合におく。
昭和22年5月 甲府食糧事務所は山梨県食糧検査所と合併し山梨食糧事務所と改められ、同年9月南巨摩支所身延出張所となる。
昭和30年2月 町村合併により旧大河内村をも管轄し事務所は現在地となる。
3 管轄区域 身延町全域
4 職員配置状況
職名 |
氏名 |
担当区域 |
出張所長 |
望月堅吉 |
旧豊岡村、旧大河内村大島 |
主任検査官 |
古屋哲郎 |
旧下山村 |
検査官 |
内藤芳基 |
旧身延町、旧大河内村(除大島) |
5 業務内容
身延出張所は食糧庁の出先機関として米穀麦類等の購入保管管理、農産物の検査配給、精米の品質調査、主要食糧の生産状況並びに流通の各種調査に関する事務を所管する。
6 検査品目と実績
米穀 玄米、籾、精米、種子籾
麦類 大麦、ビール麦、裸麦、小麦、麦製品
雑穀 大豆、とうもろこし、雑穀
いも類 甘藷(しょ)、馬鈴薯(しょ)種子
なたね
検査実績表
種別
年次 |
米 穀 |
麦 類 |
雑穀 |
もみ |
玄米 |
大麦 |
ビール麦 |
裸麦 |
小麦 |
大豆 |
38 |
t K
88,800 |
t K
|
t K
13,400 |
t K
18,900 |
t K
7,400 |
t K
77,000 |
t K
16,700 |
39 |
90,300 |
0,700 |
23,000 |
8,700 |
10,400 |
106,100 |
15,500 |
40 |
57,200 |
|
37,700 |
14,200 |
18,400 |
107,800 |
9,300 |
41 |
24,300 |
10,100 |
31,900 |
16,500 |
15,300 |
74,400 |
26,500 |
42 |
50,300 |
24,800 |
30,500 |
16,400 |
21,200 |
58,600 |
27,100 |
  
|