印刷11.1-12.27 木喰上人のちょっと驚く資料展

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~“本の力”1冊の雑誌が壮大な文化を生んだ~

 大正13年(1924)1月9日、民藝運動の創始者として知られる柳宗悦は、中巨摩郡池田村( 現甲府市) の小宮山清三宅で木喰仏に出会いました。この偶然の出会いの背景には、朝鮮陶磁器の研究で知られる、北巨摩郡甲村( 現北杜市高根町) 浅川伯教・巧兄弟との親交があり、木喰仏の微笑の虜となった柳は、およそ2年間各地で精力的に調査を行い、数多くの埋もれた木喰仏を見出し、全国にその文化的価値を広めていきます。

 本展では、身延町在住の収集家・丸山優氏コレクションの中から、柳らが著した資料、『白樺』・『女性』・『木喰上人之研究』を展示し、木喰上人が全国に広く知られていく経過を追うとともに、丸山氏が調査研究しまとめた成果を紹介したいと存じます。

1.会期 令和2年11月1日(日)~12月27日(日)
    ※水曜日と祝日の翌日は休館日となります。

2.会場 木喰の里微笑館(山梨県南巨摩郡身延町北川2855)
    同館入館料(一般200 円・小中学生100 円)で観覧できます。

3.主催 身延町教育委員会・丸山優

お問い合わせ

担当:生涯学習課
TEL:0556-20-3017(直通)