印刷【参加者募集】西嶋地区文化財散策会

文化財普及啓発事業 

『文化財散策会~紙(神)の里・光の里西嶋を巡る~』

 身延町西嶋地区は、古くは武田信玄に和紙を献上し、江戸時代になると「西嶋千軒」と言われるほどに栄えました。度重なる富士川の水害に悩まされた地域でもあり、人々は多くの神仏を崇め、心の安寧を保ってきました。平成12年(2000)に西嶋西町区(にしちょうく)で住民の手作りにより始まったイルミネーションは、来訪者に多くの安らぎを与え、身延町の冬の風物詩になっています。今回はそんな西嶋地区の寺社や文化財を巡り、紙(神)の里にして光の里である同地区の歴史や文化を訪ねます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

★西嶋の“紙”…西嶋和紙は1571年、望月清兵衛が伊豆修善寺で和紙の製法を学び、その技術をふるさとの西嶋に   持ち帰ったことがはじまり。西嶋で初めて漉いた和紙を国主・武田信玄に献上したところ、とても喜び、清兵衛を紙の役人に任命し、以後西嶋を中心に和紙づくりが盛んになった。

★西嶋の“神”…西嶋には道祖神や、山の神、恵比寿様、天神様、天狗様、水神様、稲荷様、浅間様、同姓の祖神、屋敷神など、数多くの神々が祀られており、神への信仰心が非常に高かったことが伺える。昔はそれにあわせた祭りもたいへんあり、「西島の百祭り」とも呼ばれていた。

 

〇開催日時 12月23日(土) 13時30分~17時頃(13時受付開始) 雨天中止

〇集合場所 西嶋分館駐車場(身延町西嶋340)

〇定  員 25名

〇申込方法 下記事務局へ電話にてお申込みください。

身延町教育委員会生涯学習課文化財担当 ☎ 0556-20-3017

※電話の受付は平日の8時30分~17時15分となります。

※定員になり次第締切とさせていただきます。