印刷【国指定天然記念物】身延町ブッポウソウ繁殖地

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指定日:昭和12年12月21日
所在地:身延西谷、東谷、上之山、町方、南谷、久遠寺境内
管理者:身延町
備 考:『山梨の文化財 国指定編』

概説

 ブッポウソウは東南アジア方面に生息し、わが国へは夏鳥として5月頃から渡ってくる。仏法僧目、仏法僧科、仏法僧属の一科―属の独特の烏である。体は美しい青緑色で、頭から首にかけては藍黒色、背中は濃い青緑色、翼の中央には青白色の紋があり、くちばしと足は赤く、遠くからでも見分けることができる鳥である。鳴き声はギャーギャーと不気味な声である。ブッポウソウ渡来生息地として、宮城県狭野神社・岐阜県州原神社・長野県御岳村若宮八幡社の三ヵ所とともに国から指定された全国的に著名な渡来繁殖地である。繁殖が終わると9月末頃から10月上旬頃に南方へ帰っていく。

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