印刷【国指定天然記念物】八木沢のオハツキイチョウ

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指定日:昭和15年7月12日
所在地:上八木沢
所有者:山神社
大きさ:根元の周囲3.94m 目通り幹囲3.0m 樹高25.0m
備 考:山梨の巨樹・名木100選

概説

 上八木沢の山神社境内には、オハツキイチョウの雄株がある。葉に葯をつける珍奇なイチョウである。明治29年4月17日に発見され、広く欧米の植物学界に紹介された珍しい木である。すべての葉に葯をつけるのではなく、普通の雄花のほかに混じって、葉に葯をつけるものがある。オハツキイチョウの雄株で国の天然記念物に指定されているのは、この木だけであり、まさに「日本の名木」である。木の上部から黄色くなりはじめ下部とは時間差がある。

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