印刷【県指定文化財】八幡神社本殿

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指定日:昭和42年5月29日
所在地:身延上の山4250
所有者:久遠寺
時 代:桃山 慶長三年(1598)
大きさ:2間
備 考:『山梨県の近世社寺建築』

概説

 身延山久遠寺の背後の山腹に鎮座する境内社で、上の山八幡神社と呼ばれている。『身延山諸堂記』によるとはじめ波木井の地にあり、南部六郎実長の鎮守だったが、のち片隈沢、久遠寺祈祷堂の地を経ていまの地に移された。現在は覆屋で保護され、日賢の棟札から慶長3年(1598)の再建と推定される。本殿は二間社、入母屋造、柿葺で、向拝には軒唐破風がついている。昭和58年に解体修理が行われた。

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