印刷【県指定天然記念物】樋之上のヤマボウシ

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指定日:昭和42年5月29日
所在地:樋之上
所有者:個人
大きさ:根元の周囲1.7m、目通り幹囲1.6m、樹高16m、枝張り東西10m、南北12m

概説

 個人宅地内の裏山斜面の林に生育しているヤマボウシで、本県のヤマボウシの巨樹として県下随一のものである。ヤマボウシは山地に生えるミズキ科の落葉小高木で、一般にその群落や大木は少ない。本樹はその規模が他に比して大きく、一宮峰城山のヤマボウシ(目通り幹囲1.40m)より少々大きい。本樹はイタヤカエデやイロハモミジ等と混生し、花期である6月には、4個の白色の大型の総苞片(花びらに見える)をつけた花を開き、桑の実に似た赤い実をつける。方言名ではヤマグワまたはヤマッカという。

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