印刷【県指定文化財】湯之奥金山鉱山道具及び関連資料一括

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指定日:平成14年3月4日
所在地:湯之奥金山博物館
所有者:山梨県他
時 代:室町~江戸
備 考:1497点、『湯之奥金山遺跡の研究』

概説

 湯之奥金山は、中山、内山、茅小屋金山の総称で、毛無山西側の山中に広かっている。かつて中山金山を中心にして、発掘調査や文献、民俗、地質などの総合調査が行われ、山金採取の初源期の状況が明らかになったことから国指定史跡となった。この中で鉱山道具はこの湯之奥金山に特徴的なものとされ、鉱山技術の伝播や発展段階を知り、金山に暮らす人々のありようを示す重要なものである。発掘調査による鉱山臼や陶磁器、金属製品等の出土品とともに石造物や門西家から発見されたせり板やフネの金山道具など1497点が指定を受けている。

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