印刷【町指定文化財】飯富八幡神社本殿

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指定日:昭和39年5月12日
所在地:飯富1250
所有者:飯富区
時 代:江戸 天保十四年(1843)

概説

 祭神は、天照皇大神(像高24cm)と八幡大菩薩(像高33.5cm)の2体で、両像とも背面に「長享二(1488)戊申十一月十三日五郎敬白」の銘がある。社殿の創建は長享2年とされ、その後宝暦3年、天明2年、文政10年と3度の火災で、現存の四脚門鳥居を残して全焼した。今の本殿は、天保14年(1843)の再建で、棟梁は飯富村古屋為右衛門義則と菊花の紋章の裏に記され、厨子内に保存されている。彫刻は、佐野金四郎の手による。拝殿は元治元年(1864)6月に上棟したが、明治13年の大火で類焼し、今の拝殿は、昭和11年に再建された。一の鳥居は、大正12年飯富村古屋半次郎が寄付し、二の鳥居は宝永2年(1705)の四脚門鳥居である。境内には天然記念物のクスノキもある。

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