印刷【町指定文化財】若宮八幡神社随神門

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指定日:昭和44年8月28日
所在地:西嶋1534
所有者:若宮八幡神社
時 代:江戸 天保十四年頃(1843)
大きさ:3間1戸
備 考:『山梨県の近世社寺建築』

概説

 本殿・拝殿・鳥居を結ぶ一直線上に立ち、左右に神社を守護する兵仗を帯びた門守神を安置した門である。天保14年(1843)頃の建築と推定される。本殿を建築した当地の笠井定八郎が監督し、二世定八郎が建築したものであるという記録が残されている。八脚門で、切妻作り。左右の格子の中に神像が安置されている。平安時代以降、左・右近衛府から選ばれて、高官の警護にあたる護衛兵を随身と呼んだ所からこの名前がつけられるようになったと思われる。寺院の仁王門と同じ用例である。若宮八幡神社はこの随神門と中にある木造神像、それから本殿と境内の南側にあるケヤキが文化財として指定されている。

お問い合わせ

担当:生涯学習課
TEL:0556-20-3017(直通)