印刷【町指定文化財】武田家寄進茶器九点

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指定日:昭和42年3月1日
所在地:歴史民俗資料館
所有者:大聖寺
時 代:戦国 天正期

概説

 武田信玄在世中、武田家とゆかりの深い大聖寺に寄進されたものと伝えられる。茶碗4箇、なつめなど5箇で、竹製のなつめもある。室町時代の茶会では天目茶碗が使われていたが、天文、永禄の頃になると井戸、三島など高麗茶碗が、天正の頃には、日本の焼物(美濃焼)などが使われるようになり、茶室と茶道具を重んじる新時代が到来する。大聖寺の茶碗類は、こういう時代の移り変わりを物語っていて、美濃窯の開放的な明るさがある。

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