印刷【町指定文化財】門西家所有穴山信友判物外165点

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指定日:平成9年3月27日
所在地:湯之奥金山博物館
所有者:個人
時 代:江戸

概説

 門西家は室町時代から現在地に住居を構え、位牌や所有文書などにより、先祖は代官に任命され付近一円を支配し、また、江戸時代も金山の管理のほか、関守、名主役などを任めていたことを知ることができる。門西家所有文書のうち最も古いものは、戦国時代にこの地を支配した穴山氏発給文書であり、これらは竹藪の育成や材木の調達を命じていることから、湯之奥が林産資源の供給地であったことを知ることができる。このほかの所有文書では、門西家や湯之奥村が湯之奥金山と関わったこと、湯之奥金山の盛期、経営主体の変遷、金産出量の減少、金山衆退転の歴史的経過なども知ることができる。指定物件は、門西家所有文書のうち、江戸時代までの文書166点である。

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