印刷【町指定文化財】幟物等用具一式

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指定日:昭和42年3月1日
所在地:歴史民俗資料館
所有者:個人
時 代:江戸?
備 考:42点

概説

 切石上宿の紺屋という屋号は、現当主より六代前の米造氏を始祖とする染物業からきている。各種染物や、五月の節句などの幟を制作していた。指定の用具は、晒用たらい、布打ち槌、下絵用ひの粉、下絵用絵の具、筒口(線書き用)、下絵、糸煮釜、こね鉢、刷毛、伸子、万力及び付属品、染色型紙など42点である。中でも、型紙は精巧で、細かい図柄が、百数十枚の、美濃和紙を渋で貼り合わせ乾燥させた紙に切り抜かれて残されている。染色用の器類に深く浸みこんだ紺色とともに、職人の技と心を見る思いがする。

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