印刷【町指定文化財】円明寺七面堂の竜

指定日:昭和40年3月1日

所在地:西嶋1251

所有者:円明寺

時 代:文政年間(1820)頃

大きさ:横1.5m、縦30cm、厚さ22cm

備 考:

概説

 円明寺境内にある七面堂の、内陣正面の欄間にあるこの彫刻の材質はケヤキ。作者は不詳である。色彩は無く、わずかに目、舌、歯だけが彩色されている。鋭い鑿(のみ)の跡の見える彫刻で、左右に大きな丸い雲をしたがえており、肢の爪は三本で宝珠を握っている。堂内の七面天女像とともに保存されている板曼荼羅に「文政三年(1820)十二月吉日」の字が見えるので、制作は、この前後か、それ以降のものと思われる。

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