印刷【町指定文化財】絹本著色不動明王画像
指定日:昭和42年3月1日
所在地:八日市場539
所有者:大聖寺
時 代:
大きさ:縦112cm、幅42.5cm
備 考:
概説
この画像は、澄祥筆で海中の孤岩に立つ不動明王像でこういう不動尊の姿は、よく描かれているが、それは想像を絶する危険を冒して海を渡った9世紀の入唐僧たちの守護仏であった深い因縁によるものと言われる。醍醐寺には、この種の不動尊を描いたものが多く伝えられている。頭髪は旋毛で頭頂に蓮華を頂く。両眼を見聞いて右前方をにらみ、左手は少し垂れて索を持している。右耳に輪環を飾っている。向かって左から右に強風が吹き、衣も翻り、左手の索も少し上向きに靡いている。火炎も靡いている。腰を大きく右に捻り、左足を少し浮かせて立つ。腰衣には細密な蓮華模様が描かれている。気迫のこもった不動尊像である。
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