印刷【町指定史跡】波木井城址

指定日:昭和44年9月12日

所在地:波木井一区

所有者:-

時 代:鎌倉~戦国

大きさ:

備 考:

概説

 波木井六郎実長の築城と伝えられ、身延山の東に突き出した台地の一角の城山である。東西182m、南北110mの小高い地が本丸のあった所とされる。南西側には土門とよばれる城の入り口がわずかにのこっている。石碑があるところは城の縄張り内であろうが、主郭は鉄塔が建っている高いあたりと思われる。大永元年今川の将、福島正成が甲斐に侵攻したとき武田勢は大島で衝突するが破れる。甲府での戦いに勝利した武田信虎は、大永7年丁亥(1527年12月23日)福島勢に通じていた波木井三河守義実を「波木井の峯の城」にて滅ぼしたが、峯城はこの城であるといわれている。

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