印刷【町指定史跡】烽火台址
指定日:昭和39年5月12日
所在地:西嶋大焼3278
所有者:個人
時 代:戦国
大きさ:
備 考:
概説
西嶋区の足平山の北辺、標高520mの幅広の尾根の上に、一段と高く擂鉢を伏せた形の約30坪の小丘(現在ゴルフ場内の一画)がある。この「篝火焼場」(『甲斐国志』)からは、北方に甲府盆地の西南域を、東に市川三郷町寺所、鴨狩津向の烽火台、南方に烏森山の狼煙台などを見渡すことができる。別称篝火場・狼烟場・物見塚・城山などと自在に呼ばれている烽火台は、武田家軍法の飛脚篝火に使われた跡地である。西嶋の烽火台を守衛したと伝える小笠原小兼兵衛(別姓笠井)の位牌は、青原院にある。烽火台跡の中央の祠に三光天子の石碑がある。石碑の造立は、幕末の千葉周作門下の俊才で、足平の住人地場源次郎で、祠は深沢半治氏の建立である。
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