印刷【町指定天然記念物】下田原のコノテガシワ

指定日:昭和39年5月12日

所在地:下田原

所有者:個人

時 代:

大きさ:目通り幹囲2.6m 樹高9.0m 枝張り5.0m

備 考:

概説

  切石の国道から富士川橋をわたった県道沿いにみることができる。コノテガシワはヒノキ科の常緑高木で、庭木として植栽される。高さは10mほどになる。葉はヒノキの葉に似ているが表裏が区別しにくい。「コノテガシワのふた面」の諺も、こうしたところから両面、両様などにたとえられていう。枝や葉が手のひらを合わせて立っている様子から児手柏(このてがしわ)という。所有者の先祖が富士市北山の本門寺の宗門争いの時に仲立ちし、両様の言い分を立てて円満解決したお礼に貰った苗を植えたものと伝えている。

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