印刷【町指定天然記念物】神の平のタブノキ

指定日:昭和44年4月5日

所在地:波木井一区

所有者:坂八幡神社

時 代:

大きさ:根元の周囲3.4m、目通り幹囲2.7m、樹高約25m、枝張り東西17m、南北18m

備 考:樹齢300~400年

概説

 波木丼一区の古屋敷へ上がっていく途中の公民館脇にある。周囲に立木がほとんどなく、独立樹として育ったもので枝は四方に延ばし、北側の下枝二、三本は伐られているが樹冠半球形をなし、タブノキとしての自然の樹形を保ち立派である。西側の下枝の先に僅かに外枝をみる外ほとんど枯枝はなく樹勢は旺盛。タブノキとしては葉の茂りはやや少ない。本樹は県下におけるタブノキの分布の北限にあり、その上相当な大木で、しかも、自然の樹形を呈し学術上きわめて貴重な資料である。この神社あたりは円実寺の尼寺があったところとも伝えられている。

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