印刷【町指定天然記念物】モクゲンジ
指定日:平成6年12月1日
所在地:遅沢三ツ石
所有者:個人 他
時 代:
大きさ:
備 考:県自然記念物「早川橋のモグジゲンジ林」
概説
本町三ツ石の旧早川橋北詰の、南西斜面に、東西100mにわたって、モクゲンジが分布している。分布の中心は、曙入口、旧早川橋近くの道路の上下の一画で、数十本が群生している。最も大きなものは、根回り(根元の周囲)80cmほどである。モクゲンジは、中国、朝鮮に産し、日本では、福井、兵庫、山口県等の海岸に自生する落葉高木である。日本海沿岸に自生する本種が、太平洋側の本県に分布していることは、植物分類地理学上注目に値する。本県では、他に芦川渓谷の下流に僅か見られる。6~7月にかけて円錐花序をつけ、小型の黄色い花をつける。実は、径5mmくらい、黒色で、この種子から数珠を作る。県の自然記念物にも指定されている。
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