印刷あけぼの大豆推進事業

身延町特産「あけぼの大豆」で“まちおこし”

「あけぼの大豆」は、曙地区を中心に100年以上栽培されてきた在来種で、粒が大きく甘みが強いのが特徴です。
地域性が強く生産量が限られていることから“幻の大豆”といわれています。

身延町では、町の活性化事業の1つとして「あけぼの大豆」に着目し、『身延町特産「あけぼの大豆」でまちおこし事業』に取り組んでいます。
この事業により、品質の保持、生産安定、販路拡大を図り、地域に根ざした雇用の創出、あけぼの大豆のブランド化と6次産業化を目指しています。


■あけぼの大豆の歴史
山梨県南巨摩郡は昔から大豆や小豆等の豆類の作付けが多く、特に良質な大豆が生産できるため、盛んに栽培されてきました。「あけぼの大豆」の起源は、関西地方から導入されて曙地区で栽培が広がったものとされ、明治時代初期には産業として確立されていたことが記録されています。

昭和45年頃よりJA中富(現:JA山梨みらい)が東京中央卸売市場淀橋市場へえだまめの出荷を始め、その頃から曙地区の地名を取り、「あけぼの大豆」と呼ばれるようになりました。

■あけぼの大豆の特徴
(1)粒が大きい
一般的な大豆と比べて2倍ほど重く、10粒で6寸(約18㎝)になることから、「十六寸(とうろくすん)」と呼ばれていたほど大粒です。

(2)糖度が高く、食味が良い
一般的な大豆と比べて糖類の含有量が2割多く、特にショ糖(砂糖の主成分)の含有量は4割多く含みます。

(3)山梨県内における極晩生種
6月中旬~7月上旬の種まき、8月中旬の開花、10月の枝豆収穫、11月下旬~12月中旬の大豆収穫と、畑でしっかりと時間をかけて成長します。


あけぼの大豆ブランドサイト

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