地元の皆さんがとても親切に教えて下さるので助けられています。

地元の皆さんがとても親切に教えて下さるので助けられています。

鈴木昌美さん・由美子さんご夫婦


移住者の声

2011年1月、生まれ育った北海道より身延に移住。現在は、大家さんから借りた町内の畑を開墾から行い20種類近くの野菜を育てています。

ご主人の昌美さんは、県内で開催されている、葡萄作りの講習を受け南アルプス市にも畑を借り葡萄栽培も始められたそうです。

お二人とも農業は未経験だったそうで「地元の皆さんがとても親切に教えて下さるので

助けられています。」とご主人。

奥様も今までのケアマネージャーの経験を活かし、町内にある介護施設で週3回パート勤務をされています。

身延町役場より10分ほどの場所にある山間の集落に、鈴木さんご夫妻の住む一軒家はあります。かねてより老後は、田舎暮らしをとお二人は相談をされていました。

北海道美幌で生まれ育ち、仕事に子育てに奮闘されていたお二人。美幌は山梨の甲府に近いくらいの街で、毎日帰宅の時間も遅く夕飯が10時を過ぎる生活をされていたそうです。ゆったりとした田舎での暮らしを夢見る中で、空き家バンクについて調べる中で、身延町の空き家バンクの情報を見つけ、他にも問い合わせをしたところ一番初めに連絡が来たのが身延町だったそうです。今まで山梨に足を運んだ事はなかったそうですが、下見に来たところ気候も穏やかで、ありのままの自然が残されている身延町の虜に。その後、抽選に当選し、まるで身延に来ることが必然だったかのように自然の流れで移住が決まったそうです。

「川沿いに町があり、両サイドにある山に守られているようなこの景色がとっても気に入っています。」と奥様。遠くに山が見える北海道の景色とはまた違った魅力があるとおっしゃっていました。「ゆったりとした時間が流れ、人間らしい生活ができる身延での暮らしにとても満足しています。」

自然豊かな町で初めての農業

大家さんからお借りした畑をで、開墾から行い野菜作りも始めたお二人。

「すべて自給自足とまではいかなくても、自分たちの食べる野菜くらいは作りたい!!」そんな思いから始められたそうです。「文明の力も上手に借りながら、身延の自然と共存した生活にとても満足しています。」と話してくださいました。

周りに住む農業の大先輩のお年寄りからの指導もありたくさんの収穫ができる畑が徐々に完成しました。土地柄、鹿やイノシシも多く高いネットを張るなどして今年は、対策も万全だそうです。

「周りの方々が本当に好意的に受け入れてくれた事に感謝しています。」と話す鈴木さんご夫妻。

今ある環境や自然への感謝の気持ちを持ち、良い意味で自然の流れに身を任せたお二人の生活スタイル。穏やかな笑顔がとても印象的な素敵ご夫婦でした。

移住者の声
鈴木昌美さん・由美子さんご夫婦

移住者の声
醍醐山に見守られた素敵なロケーションにある畑。

移住者の声