印刷博物館日記(2021年)

当館では、地域の行事に沿ったお飾りをエントランスに再現するなど、御来館いただいたお客様の目を少しでも楽しませることが出来れば、また、合わせて地域の行事や風習も知っていただけたらと願っています。
このページでは、そんな日々の博物館内での小さな出来事や、こんなことも予定しています、という小さなイベント、スタッフの”こころにうつりゆくよしなしごと”を書いています。

当館の出月洋文館長の「2代目館長日記」と合わせ、どちらの日記も、”たまには覗いてみるか”という軽い気持ちでどうぞ御覧ください。

最新更新日:2021.1.24


1月24日(日)

 こんにちは。Yです。

 山梨県の天気予報では、昨夜から今日にかけて大雪かもしれないという予報が出ていました。今月12日に雪が降り積もり、博物館駐車場が一面真っ白になったので、今日は積もっていないか心配しながら出勤しました。しかし、来てみると雪は積もっておらず雨が降っているだけで一安心しました。一方、県内では積雪した地域もありますので、引き続き道路の凍結に気をつけていきましょう。

 さて今日は、2021年最初の館長講座がありました。テーマは昨年10月からシリーズで続いている「南部氏の考古学」第3弾。これまで第1弾、第2弾と南部氏活躍の舞台、系図、東北へ移った事情などの内容でしたが、今回は身延町梅平(うめだいら)地域の関係遺跡についてのお話でした。今回紹介された遺跡のうちのひとつ、「梅平本田遺跡」は、平安時代終わりの集落跡とみられ、鉄のなどが発掘調査で見つかっています。館長のお話によると、南部氏が活躍している期間に住んでいた人々の暮らしのようすを知る手がかりになる遺跡ともいえるそうで、発掘調査当時の写真や図面とともに紹介がありました。ちなみにその資料は、山梨県埋蔵文化財センターの『梅平本田遺跡』(1997)というもので、インターネットでも確認できます。ご興味がある方は検索してみてください。

 私は身延町にこのような遺跡があることを初めて知り、子どもの頃から住んでいる地元の町でもまだまだ知らないことだらけだと思いました。館長講座やいでさんぽのお知らせの際に、「地元でも知らない意外な発見があるかもしれません」とご案内しています。まさにその通りで、毎回、地元に関する発見がたくさんあります。今回参加された方は町内の方が多く、地元について一緒に理解を深められたのではないかと思います。また町外から参加してくださった方もおり、地元、地元でないに関わらず、峡南地区の、身延町の歴史に関心を持っていただけるのはありがたいことです。

 次回の館長講座は2月11日(木・祝)、テーマは南部氏と関わりがある「加賀美遠光の足跡」です。また、アウトドア版館長講座のいでさんぽは3月6日(土)に「大島の古戦場を訪ねる」というテーマで予定しています。時間など詳細についてはこちらをご覧ください。

※なおこれらのイベントは、感染症や天候等の状況により変更・中止の可能性もあります。最新の情報は当ホームページ、またはお電話でのお問い合わせにてご確認ください。

 1月も残り1週間となり、年が明けて早くも1ヶ月が過ぎようとしています。引き続き、健康には十分気をつけながら、時間を大切に過ごしていきたいですね。それでは、また明日からがんばっていきましょう☆


1月23日(土)

  夕刻から今夜、そして明日の朝にかけて雪の予報が出ています。地域によっては大雪に警戒しなければならないとも報道されていますが、ネット上で更新される天気予報を見ていると、身延エリアは、雪マークが無くなりはしませんが、雪から雨マークに変わった時間帯があるところを見ると、大雪だけは免れそうと希望的観測で状況を注視しております。

 さて、明日に予定されております今年最初の館長講座、通算13回目の講義は、上記のような状況から、この辺りは大雪とまではならないだろう、ということで、本日の現時点では予定通り開催とさせていただきます。皆様、お足元に十分お気をつけて、また積雪がある場合は十分に運転にもお気をつけいただき、ご来館ご聴講ください。

 なお、テーマは「南部氏の考古学(3)」です。連続講義ではありますが、3からご聴講いただいても全く問題ございませんので、お気兼ねなくお運びください。


1月21日(木)

 しばらく暖かい日が続いたと思ったら、再び寒気が。感染症拡大がまだまだ止まる気配がありませんが、引き続きの体調管理に気を付けましょう。世間の事態に伴って、各自治体、団体の様々なイベントが、再び延期・中止の状況が続いています。当館イベント「いでさんぽ」も「富士宮市で初詣企画」は中止とさせていただきました。応援団Au会主催イベント「金山遺跡・砂金研究フォーラム」も当初の2月6日から3月20日に延期とさせていただきました。1月24日(日)の、今年最初となる館長講座は、感染症対策を施したうえで開催予定でおります。

 遠方からのお客様をお迎えできないこと、そしてお越しくださいと声高にお伝えできる状況でないことは極めて残念ではありますが、我慢の先に楽しいことが待っていることを信じて、もう少しだけ辛抱の日々を何とか乗り切っていきましょう。

 そんな中ではありますが、先日、地元の山梨日日新聞でも取り上げていただいた「写真展」。ニュースを見て、多くのご近所さんがお散歩がてら今日も見に来てくださいました。また、「こんな状況だし、なかなか出かけられなくて、自分も高齢でそちらに行くことが出来ないけれど、昔、下部温泉におとずれたことがありました。自分にとっても思い出深い所での写真展のニュースを聞いて、嬉しくてうれしくて、ひと言御礼を言いたくて、思わずお電話しました」という嬉しいお電話なども頂きました。

 少しでも、誰か一人でも、そうやって元気になってくれる人がいるのなら、こんなにうれしいことはありませんし、イベントを通して元気を得てほしいという思っていても、その実、逆に博物館スタッフが元気をもらっていたりしていることも多々です。コロナ禍の問題は誰にも山積していますが、とにかく、心身のバランスがより大切な時。いいことがあったら素直に笑って、嫌なことがあったら、その時にしっかり消化して明日に引きずらないようにしていきたいもの。もちろん、それが一番難しいことではあるのですが。その場でゆっくり深呼吸することも、意外にリフレッシュになります。そういえば、受付カウンターにはただ今、蝋梅がかぐわしく咲いております。お花の香りもリフレッシュになりますね。

 


1月17日(日)

 こんにちは。Yです。

 今日は、ニュース番組に取り上げられたこともあってか、写真展をご覧になるために町内外から足を運んでくださったお客様が多くいました。

 この写真展は、下部温泉郷内に道路が開通して100年周年ということを記念し、地域の下部区のみなさんが企画・展示したものです。写真展で取り上げられている道路は、博物館から見て下部川の対岸にあり、みなさんがお車で当館にお越しの際には必ず通る場所です。開通前は道幅が狭い山の中を通って行き来しており、新しい道路建設には当時の人々の多大な努力と苦労があったそうです。開通後は馬車や人力車が通れるようになり、温泉郷へアクセスしやすくなりました。今、こうして私たちが便利に通行できるのも、当時の人々のおかげですね。

 写真の中には温泉郷の名所である「神泉橋」周辺の移り変わりを示した3枚の写真があり、橋の構造や通行している人の乗り物の変化など、この周辺にあまり詳しくはない私でも興味深く感じました。まだまだ興味深い写真がたくさんあるのですが、ここでお話ししてしまうと楽しみがなくなってしまうので、この写真のお話だけにしておきます。

 写真展は1月31日(日)まで、当館1階エントランスホールにて開催しています。詳細はこちらのページをご覧ください。感染症の状況から声を大にして「お越しください!」とは言えないのですが、各自マスク着用や体調変化などに気を付けた上でお越しいただけたらと思います。また、博物館では、入館の際に入り口での受付シートの記入、受付での検温をお願いしています。お手数をおかけしますが、みなさんが安全に楽しく当館をご利用いただけるよう、ご理解・ご協力をお願いいたします。


1月14日(木)

こんにちは。Yです。

 今日も冬真っ只中のひんやりとした館内ですが、受付にはロウバイの木が生けてあり、やわらかい黄色い花とほのかに甘い香りで少しだけ春のような気分になります。

 さて、1月12日(火)に山梨県内各地で雪が降りました。博物館も例外ではなく、午前9時頃から午後4時頃まで降り続け、駐車場はほぼ一面、真っ白となりました。

 定期休館日の昨日は天気が良く、周辺の雪がだいぶ溶けていたので、「博物館も溶けたかな?」と思いながら出勤しましたが、来てみてびっくり。依然として雪は駐車場を覆っており、一部はカチコチに凍っていました。これではお客様をお迎えできないと、今日はスタッフみんなで雪かき&凍結防止剤撒きをしました。その効果もあってか、夕方にはだいぶ雪は溶けてきました。しかし、博物館前は冬期は日照時間がゼロのため、残った雪が溶けては凍ってというこの繰り返しがしばらく続きそうです。博物館駐車場までの道には凍結注意と看板でお知らせしています。みなさん、おいでになる際は、くれぐれも安全運転でお越しください。特に博物館駐車場内は徐行運転のさらに徐行運転でお願いします。また、JR身延線下部温泉駅近くの「いで湯橋」と「雨河内橋」では工事が行われており、片側交互通行の規制もありますので、合わせてご注意ください。

今日もおうちに帰ったら手洗い・うがいを忘れずにして、冷えきった体をぬくぬく温めてゆっくりお休みください。ではまた(^^)


1月11日(月)

 自治体主催の成人式の多くが、昨日開催され、その様子が今日のニュースなどでも取り上げられていますね。新型コロナ対策を施したうえで形式はそれぞれに実施されたわけですが、本日「成人の日」に改めて、新成人の皆さん、ご家族様おめでとうございます。

 そんな成人の日、当館では43万人目の有料入館のお客様をお迎えすることができました。コロナ禍で集客も半減以下というくらい厳しい観光業界。当館もお客様をお迎えする観光の側面を持ち、当然同様の状況でしたが、当館にとって久方ぶりの明るいニュースとなりました。

 今年最初のラッキー入館者となったのは長野からお越しの森田さんご夫妻。砂金採り体験にお越しくださった中での幸運と相成ったわけです。出月館長から記念の花束と記念品を渡され、大変驚き喜んでくださいました。恒例の記念撮影は、小正月の季節でもあり、館内に立てられたお山飾りの前で行われました。お二人の記念写真は、後日ショップの壁面に飾らせていただき、また、当館ならではの金箔記念入館証(お名前入り!)がお手元に届けられることとなります。ご来館の際にはぜひ、ご覧になっていってくださいね。この様子は館長ブログでも紹介されていますので、合わせてご覧くださいね。


1月9日(土)

 成人式も控えている新成人やそのご家族の皆様は晴れやかな気持ちで祝いたいのに、感染症拡大傾向真っ只中にある今年の三連休。しかしながら、イベントとしては今まで通りとはいかなくとも、成人への門出に立つ皆さんにお祝いの言葉を送りたいという気持ちにはきっと誰も変わりありません。成人、おめでとうございます。

 当館も1月16日に予定していた「いでさんぽ」ですが、この状況に鑑み、楽しみにしていてくださったご参加の方には誠に申し訳ございませんが、本日やむなく中止の判断をいたしました。合わせて博物館の感染症対策についても加筆しております。現在、感染症対策を施した上での通常開館としておりますが、何かご不明な点がある場合は、博物館までお問い合わせいただきたく存じます。


1月8日(金)

 フネとセリ板、棟札がまた定位置に戻りました。しばらくの間、展示室から不在でご観覧の皆様には寂しい思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。これら燻蒸処理をされた資料の数々が万全のコンディションで再び展示室にて公開されております。

 さて、新年が始まって一週間、感染症拡大が残念ながらとどまるところがなく、このほど1都3県に発出となった緊急事態宣言。当館は、感染症対策を施したうえで開館しております。これまで同様、マスク着用、個票記入、検温へのご協力をよろしくお願いいたします。と同時に、発熱、風邪症状、味覚障害など体調に不安のある方、濃厚接触者として現在経過観察中の方など、お客様方、皆様これまでの経験上、十分ご承知の上と存じますが、ご来館をご遠慮くださいますようお願いいたします。また、緊急事態宣言対象区域に在住される方も、同様にご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

 しかし、このお願いは、関東近県のお客様にファンがたくさんいてくださる当館としては、とても残念で、またお客様方のお顔が浮かぶだけに、我々スタッフにとっても非常につらいことなのです。しかし、悔しいことにまたやってきてしまった我慢の時。ならば、一か月後に皆様と笑顔でお会いできるよう、そしてお越しいただけるよう、その時のために準備をしてまいります。何卒ご理解とご協力の程、改めてお願い申し上げます。


 

1月4日(月)

 こんにちは。Yです。

 いよいよ新年がスタートしました。今日が仕事初めの方、まだまだお休みの方など、それぞれ年明け後の日々をお過ごしかと思います。博物館は1月2日(土)から新年の開館をスタートしました。門松やお正月特典に加え、琴の館内BGMで、よりお正月らしい雰囲気の館内となっています。また連日、博物館やもーん父さんへ多くの年賀状が届いています。特にもーん父さんへの年賀状では、すてきなイラストがたくさんあり、スタッフみんなでほっこりしながら見させていただいています。ありがとうございます。

 さて、昨日から今日にかけて今年最初のちょっと大きな作業がありました。それは燻蒸(くんじょう)作業のための展示物や収蔵物の運び出しです。“くんじょう”ってなに?と思った方もいるかもしれません。燻蒸とは、展示物や収蔵物などについている虫や菌などを特別な薬剤で取り除く作業のことです。木製品や古文書の紙などは、虫や菌がついたままにしておくと、食べられたり、カビが生えてしまったりします。燻蒸はそのようなことにならないようにするための年に1回の大切な作業です。今回は、展示室の鉱山道具のフネやセリ板、収蔵している古文書などを運び出しました。近くの施設で一緒に燻蒸をしてもらっているので、この期間は一部の展示をご覧いただくことができません。数日しましたら燻蒸が終わり、再びご覧いただけます。ご観覧のお客様には不便をおかけしますがご理解ご協力をよろしくお願いいたします。

 お正月特典(干支根付等)は明日(1/5)までです。また、1月は通常通り、毎週水曜日が定期休館日、開館時間は午前9時~午後5時まで(最終受付は午後4時30分まで)となります。

 改めて、今年もよろしくお願いいたます。楽しく元気に、健康な1年にしていきましょう☆


1月2日(土)

 新年あけましておめでとうございます。本日より開館スタートです。”いつもと違う日常”という言葉にずいぶんと耳慣れましたが、お正月も”いつもと違うお正月”なわけで、周辺もいつもと違って少し静かです。いずれにしても、昨年より今年、昨日より今日が少しでも明るく上向きになっていくように、健康第一で過ごしていきたいものですね。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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