印刷博物館日記(2024年)

当館では地域の行事に沿ったお飾りをエントランスに再現するなど、

ご来館いただいたお客様の目を少しでも楽しませることが出来れば、

また、合わせて地域の行事や風習も知っていただけたらと願っています。
このページでは、そんな日々の博物館内での小さな出来事や、こんなことも予定しています、

スタッフの”こころにうつりゆくよしなしごと”を書いています。

”たまには覗いてみるか”という軽い気持ちでどうぞ御覧ください。

 

最終更新日:4月26


4月26日(金)

 いよいよ明日からGWが始まります。道路も公共交通機関もかなりの混雑予想が出ていますね。金山博物館はHPトップにあるように水曜日の定期休館日以外は通常開館となります。気になる混雑予想・・・・どのくらいの混雑になるのか、スタッフでさえ予想できない、というのが正直なところ。

 皆さん気になるのは、きっと砂金採り体験室ですよね。繁忙期の体験室は待ち時間が出ることもあります。最大30分の待ち時間が発生する日が多いかもしれませんが、すくないかもしれません。(どっちよ!)スタッフが随時ご案内して参りますので、お客様方にはご誘導にしたがっていただきつつ、お待ちしていただければと思います。なお、この時期は、館入口付近に待ち時間案内板を出していますので、参考にしていただければと思います。ただ、ものは考えよう、最大の待ち時間は30分ですから、遊園地のアトラクションより短いです☆

 

①受付でチケットをお買い求めいただいた後、順番待ちカードをお渡しいたします。

②展示観覧との共通券をお買い求めの方は、展示観覧後に砂金採り体験という流れになります。

③展示観覧前に砂金採り体験の順番待ちへの参加はできませんのでご了承ください。

④いずれの場合も、スタッフが順番にご案内いたします。

 

 ご来館のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、皆さまに楽しんでいただけるようスタッフ一同全力で頑張りますので、ご協力をお願いいたします。GW中も金山博物館、元気に営業中です!


4月25日(木)

 こんにちは、Nです。澄み渡った青空に、気持ちのよい新緑がここぞとばかりに映えています。深呼吸をしてリフレッシュ、背筋をピンと伸ばさないといけないなと思わせてくれる風景です。そこに穏やかさや明るさを運んでくれる鮮やかな花々も加わり、自然たちが包み込みながら背中を押してくれているような気がします。そんな環境の中、金山博物館は昨日、開館27周年を迎えました。これもひとえにご来館いただき、博物館を楽しんでくださるお客様一人ひとりのおかげです。また、博物館の活動にご賛同いただき、お力添えくださる皆さまに支えられて、歩みを止めず本日まで進んでくることができました。すべての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。28年目も「学んで遊べる博物館」を胸に、これまで築いてきたものを大切にしながら、ブラッシュアップし続けられるようスタッフ一同尽力して参ります。どうぞ変わらぬご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。


4月22日(月)

 こんにちは、Nです。20日(土)は初のもーん父さんファン感謝祭「もんふぁんみーてぃんぐ」を開催しました。いつも応援してくれて、たくさん優しい気持ちを届けてくれるもんちゃんファンの皆さまへ、いつもとは少し違う形でありがとうを伝えたいねという思いから企画しました。初めてのもんちゃんイベント開催に、みんなでわくわく、そわそわ。見てほしいものも、やってみたいこともたくさんありました。ですが、4月に入ってからの忙しさで、満足に準備ができなかったのが正直なところ。とっても悔やまれます。そんな中でも一番やりたかった写真展はどうにか完成させられたので、ホッと胸をなでおろすスタッフたちです。もんちゃんがお部屋のお片付けそっちのけで、選びに選んだ写真たちはどれも素敵なものばかりです。お部屋は、スタッフが、頑張って片付けました…。写真展はまだしばらくご覧いただけますので、お気軽に足を運んでくださいね。そして、もんちゃんにもんもんルームをこのままきれいに保つよう、念じていただけると幸いです(笑)

 写真展以外のプログラムは結局ほぼ成行きまかせで出発進行したイベントですが、そのゆるゆるさがもんちゃんらしくて、逆によかったのかなと思います。気になる内容は…参加してくださったファンの方々が楽しいレポートをしてくださり、それをもんちゃんがXでリポストしています。きっとそれを見ていただくのが一番わくわくも、感動も伝わるのではないかなと思います。ファンの方々が切り取ってくださるもんちゃん、はっぴーオーラ満載です。いや本当に、「うちの子かわいいな~」ってなります。本人には言わないですけれど(笑)

 お知らせしたときは、みんな来てくれるかな?と不安でしたが、それは杞憂に変わり、当日は9名が参加してくださいました。「予定がなければ参加したのに~!」という声もいただいていて、嬉しい限りです。第2回の開催は、未定中の未定ですがどのような形であれ、ファンの皆さまにお会いできる機会を作っていきたいなと強く思っています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!もちろん、もんちゃんのお家・金山博物館にも遊びに来てくださいね。もんちゃんもスタッフも皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。


4月19日(金)

 こんにちは、Nです。今日から穀雨。二十四節気で最後の春にあたる期間です。穀雨とは、「地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨が、しっとりと降り注いでいる頃のこと」(暦生活より)を言います。たしかに畑仕事が忙しくなり、田植えも控えるこれからの時期は、雨が降ると「恵みの雨」という言葉がいつも以上に使われているように思います。また、古くから雨に関する行事や儀式がたくさんあることからも、人々は降水量によって一喜一憂していたことが分かります。恵みと脅威、両方の側面があり、そのどちらもが生活に強く影響しています。これはどの季節にも共通して言えることですが、その時期相応の降水量が続いていけばいいですね。

 明日のミニイベント開催に合わせて、博物館多目的ホールではもーん父さん写真展がスタートします。もんちゃんもスタッフも飾りたい写真ばかりで選ぶのが大変。幸せな悩みを抱いていました。そんな厳選された写真たちは、一目見ると笑顔になるものばかりです。もんちゃんの「みんな はっぴー」精神が溢れています。本当にほんとうにかわいいです。もんちゃん写真展はどなたでも無料でご覧いただけますので、博物館と合わせてお楽しみください!


4月16日(火)

 こんにちは、Nです。ここ数日、全国的に夏日が続いています。日中は半袖で過ごしたいですが、朝晩はこの時期相応の肌寒さで服装選びが難しいですね。日差しも強く、日焼け対策も考えなければいけません(本当は1年中必要なんですが、なかなかね…(笑))。それと同時に芽吹きの季節でもあり、各地でお花関係のイベントが開催されています。お天気がいい日は、お昼間に活動する分、夜は家でゆっくりしたくなりますよね。そんな夜にご家族で楽しめるのが、天体観測です。私自身も詳しいわけではありませんが、退勤時などに星空が広がっていると心が澄んでいくような気がします。天体観測におすすめの季節というと、星がはっきり見える冬があげられますが、だんだんと気流が安定しだすこれからも向いているそうです。夜、外に出る際も冬ほど重装備ではなくてよいのも嬉しいポイントですね。そしてもうひとつ、春は大きな星座が多く、初心者でもその見分けがつきやすいことも特徴という記事を見ました。4月22日夜~23日明け方にかけては「こと座流星群」が見頃となるんだそう。実は私、流星群という物をしっかり見たことがないんです。今回は事前に知ることができたので、お空を眺めてみようと思います。ちなみに今月の満月(英語だとPink Moon、桃色月)は24日。ちょうど開館記念日です。偶然ではありますが、なんだかお祝いのお月さまのような気がします。


4月12日(金)

 こんにちは、Nです。桜の次は博物館山側のヤマブキが満開を迎えています。古くから野山に自生し日本人の身近にあったヤマブキは、万葉集にもそれを詠った和歌が複数あるそうです。日本の伝統色にも名前が使われていることからも、人々の生活に彩を加えていたことが分かります。博物館にご来館の際に合わせてご覧ください。

 本日は朝から団体様にご利用いただき、にぎやかな一日のスタートとなりました。砂金採りに夢中になるのは大人も子どもも同じですね。さて、ゴールデンウィークまであと約2週間となりました。ご家族みんなでお出かけする予定を立てている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。4/27(土)をゴールデンウィークのスタートとすると、当館は5/1(水)が定期休館日となります。ゴールデンウィークに関するお知らせは随時、当HPで更新して参りますのでお出かけのご参考になさってください。


4月9日(火)

 こんにちは、Nです。昨夜から雨が続き、今朝はかなりの降水量となっています。身延町内では通行止めが数カ所で出ています。雨は昼過ぎには止むという予報ですが、その後もしばらくは川の増水や道路への影響が続くと思います。どなた様も十分にお気をつけください。明日からお天気は回復し、洗濯日和になるそう。そろそろ真冬に着るような厚手の洋服はしまう準備をしなければいけませんね。自宅で洗濯できるものは限られますが、晴れの日を有効活用していきたいなと思います。


4月7日(日)

 こんにちは、Nです。今日でいよいよ春休みが終了という皆さんが多いのではないでしょうか。年度末のドタバタと新生活のスタートを応援するように咲き誇った当館周辺の桜たちも見頃を終えました。最後に見頃を迎えたソメイヨシノは、ここ数日の風と雨の影響もあり、今は葉桜になるのを待っている状況です。どの桜も例年以上に多くの皆さまにご覧いただき、嬉しかったのではないかと思います。これから迎える新緑もどうぞお楽しみください。


4月5日(木)

 こんにちは、Nです。新年度が始まり5日が経過しました。県内の小中学校では本日が始業式、入学式というところが多いようです。新しい学校、新しい教室、先生やクラスメイトが変わる人もいるでしょう。たくさんの感情が入り混じって、そわそわしますよね。学校生活を送る中で、気持ちが落ち込むこともたくさんあると思います。そんなときはなにか自分が頑張るために楽しめることを探してみてください。学校内でもお家でも、外でもどこでも、どんな小さなことでもいいんです。自分が少し元気になれることと一緒に新学期を過ごしてください。

 そして、新年度を迎えた社会人の皆さんは年度初めから5連勤だったという方が多いのではないでしょうか。特に新社会人の皆さんは学生時代とは大きく異なる環境で疲れがたまっていると思います。そのリフレッシュ方法は人それぞれ。家でゆっくりという方もいれば、お出かけがストレス発散になるという話も聞いたことがあります。自分がリフレッシュできるきっかけはたくさんあるに越したことはないなと感じます。社会人だからこそ、いろいろなことにチャレンジしていきたいなと思います。

 明日から15日まで全国交通安全運動が始まります。その運動の一環として、今朝身延駅での街頭指導にもんちゃんがお出かけしました。ドライバーの方々や通学途中の高校生たちに啓発グッズを渡して交通安全を呼びかけてきました。皆さま、お出かけの際は時間に余裕をもって行動するようにお願いいたします。


4月1日(月)

  今日から新年度スタートです。博物館周辺のソメイヨシノはこのあたりで真っ先に満開になった模様。薄桃色の花が青空に映えてとってもきれいです。どうぞドライブがてら見に来てください。

  さて役所の定期異動に伴い、博物館スタッフが男性のリーダーと入れ替わり、本日より女性職員が配属されています。常連さんにとっては最初のうちは見たことないかな?と思われるかもしれませんが、新しいスタッフもこれまで同様よろしくお願いいたします。


3月28日(木)

 こんにちは、Nです。あっという間に本日も閉館時間を迎え、令和5年度もあと3日となりました。博物館でもバタバタと慌ただしい日々が続いています。それと同時に学校は春休み期間に突入し、毎日たくさんの子どもたちが博物館で楽しんでくれていて、館内には明るい声が響いています。空調改修工事と近頃の気候のおかげで「寒い」ということは減りましたが、それでもまだ上着は必須です。ご来館の際はご注意ください。

 ここ数日の雨と気温の低さで、身延山久遠寺のシダレザクラは開花が遅れているそうです。お花見予定だった方にとっては残念ですが、長く楽しめるなという思いもあります。博物館駐車場横のソメイヨシノは少しずつ花開いてきました。博物館ご利用の際は合わせてお楽しみください。


3月24日(日)

 こんにちは、Nです。「大丈夫、きっと雨だよ~」なんていうスタッフたちの思いむなしく、天気予報どおり雪となった昨朝。窓の外は12月と言われても信じてしまいそうな景色が広がっていました。その後、雨に変わったため幸い積雪には繋がらずほっとしました。最近は朝、凍結する日も減りましたが、車のタイヤの履き替えはまだもう少し先にしようかなと思った出来事でした。ここ数日の暖かさから、ノーマルタイヤに替えた方もいらっしゃると思います。年度末の忙しさも相まって、車通りも多い季節です。いずれにせよ交通安全には十分に気をつけましょう。

 そんな昨日は山梨郷土研究会との共催事業シリーズ「現地で学ぶ 下部温泉と湯之奥金山の歴史」が開催されました。今回は下部温泉郷や湯之奥集落、門西家などの現地見学後、博物館で展示観覧と砂金採り体験をするコース。あいにくのお天気でしたが約30名の方にご参加いただきました。詳しいようすは博物館だより等でレポートして参ります。これにて令和5年度のイベントはすべて終了いたしました。ご参加くださった皆様、ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。令和6年度のイベントもお楽しみに☆


3月22日(金)

 河津、しだれと続き、ソメイヨシノのつぼみはまだ固いですが、次のお楽しみの主人公になります。寒暖差が厳しく、また、急な突風。ガラスが割れたりモノが横転するほどの風でした。まだまだこれからもありそうです。十分にお気をつけて、そして、朝晩の冷え込みが厳しいです。3月で桜も咲き乱れているこの時期に氷も張るくらい。どなた様も体調管理気を付けましょう。

 週末のお隣り町の桜まつりは、雨天が予想されるため、もーん父さんはお出かけを控えさせていただきます。当館で共同開催の郷土研究会は雨天開催になります。ご参加予定の皆様、どうぞ寒さ対策雨対策万全でお越しください。


3月19日(火)

 こんにちは、Nです。いよいよ今年度終了まで2週間を切りました。忙しさに拍車がかかる時期だと思います。それと同時に、新生活に向けて準備を進めている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。最優先事項をしっかりと見極めて行動していきたいなと思う今日この頃です。

 さて、昨日18日にNHK甲府にてミニ写真展「甲斐の山々」を取り上げていただき、テレビをご覧になった方にご来館いただいております。写真展のみご鑑賞の場合は無料でお楽しみいただけます。正面入口で受付シートをご記入の上、受付にいるスタッフにお声がけください。

 最後に、明日23日は水曜日ですが、祝日(春分の日)のため開館、翌21日(木)が振替休館日となりますのでご注意ください。


3月17日(日)

 こんにちは、Nです。予想していたとおり、リバーサイドパークのカワヅザクラが満開になりました🌸昨日の暖かさで残りのつぼみも一気に花開き、むしろ満開を一歩超えたような印象も受けました。リバーサイドパークのカワヅザクラを見たい!という方はどうぞお早めに足を運んでください。そして、今朝はつぼみが少し開いたなくらいだったリバーサイドパーク駐車場のシダレザクラが、なんとびっくり正午ごろには5分咲きくらいまで開花していました。ということは来週末24日くらいには満開を迎えると博物館スタッフは予想しています。博物館駐車場横のソメイヨシノは、つぼみのようすを見ると開花はもうしばらく先のようです。開花状況はカワヅザクラと同様、もーん父さんX(最新&最速情報!)及び当HPでお知らせしてまいります。お花見の参考になさってください。

 本日は「シン・サンポ」の第2回目が開催されました。今回の舞台は身延町久那土地区。複数の道祖神を中心に計8か所のスポットを巡るコース(約1.4km)です。町内外から16名の方にご参加いただきました。すっきりとした青空でお散歩日和の中、知識を深めるとともに、よいリフレッシュの時間となったのではないでしょうか。今年度の館長講座、シン・サンポはこれにて終了です。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。来年度も両イベントの開催を予定しております。また随時、詳細をご案内して参りますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。お待ちしております。


3月15日(金)

 当館の今話題は何といってもカワヅザクラです。連日多くのお問合せをいただきます。もんちゃんが、桜のお花の様子が気になるお友達のために「#今日の河津桜」として、毎日せっせと写真を挙げています。博物館HPもトップのお写真は今の河津桜。毎日もんちゃんのSNSを見てくださっている方は、遠くにいながら河津桜が咲き進んでいく様子がお分かりいただけているものと思いますが。

 そんなこんなで各媒体からの情報が皆様のお耳に届き、テレビニュースでも報道され、多くの皆様が足を運んでくださり、楽しんでくださっています。この週末を迎えるにあたりいよいよ満開と、スタッフは予想しています。午後は風が強くなるのですが、お昼まではまだいい感じ。なので、お日様の桜の木の下で、風が強くなる前のお昼ごろはお花見ランチされる姿もみられます。咲き始めるとあっという間ですが、どうぞこの季節の輝きをそれぞれにお楽しみください。


3月14日(木)

 こんにちは、Nです。火曜日の雨から一転、昨日からは気持ちのよいお天気が続いています。リバーサイドパークのカワヅザクラも順調に花開いて、今週末には見ごろとなる予想です。本日も春の訪れを感じようとたくさんの方に足を運んでいただいております。この先一週間はお天気が崩れる心配もないようですが、川沿いということも相まって風が強く、体感温度は低く感じることもあります。防寒対策と通過する車に十分ご注意の上、譲り合ってお楽しみください。

 年度末を控え何かと慌ただしいこの時期。寒暖差に花粉症も合わさり、体調を崩しやすい時期でもあります。「乗り切らないと」と気合を入れることも大事ですが、まずは身体も心も健康第一が物事のはじまりです。忙しいと疎かになりがちな「食べる」、「寝る」、そして「人と話す」こと。頭の片隅で意識しながら、残りの3月を過ごしていきたいです。


3月11日(月)

 こんにちは、Nです。ここ数日、桜の開花状況をお伝えしているため、すっかり春の気分になっています。しかし、今朝は冷え込みが厳しく、博物館周辺には立派な霜柱が立っていました。年4回ある季節の移り変わり。そのバトンタッチを一番濃く感じるのは、冬から春へ、まさにちょうど今の時期だと思います。桜と霜柱がそれを体現してくれていたように感じます。日本だからこそ感じられる季節の混在を思う存分楽しみたいですね。

 さて本日は、「すこしの工夫」のお話です。下の写真は何気なく開封したお菓子の包装紙なのですが、一風変わっている点にお気づきでしょうか。そう、ひし形に裁断されているのです。最初は包装しやすいのかと考えたのですが、他のスタッフと話す中で長方形よりも使う紙の量が少なくて済むのではないかという結論に至りました。たしかにこのサイズの箱だと、もう少し大きな包装紙になりそうだなと思いました。見た目や満足度の維持とコストカットや販売促進。物価高が続く昨今、その両立は難しい課題です。今回の包装紙について金山博物館での結論が正しいかどうかはわかりません。ですが、すこしの工夫でその両立が叶うという素敵な事例に触れた機会でした。博物館運営も思考と試行、そして改善の日々です。いろんな場面からアイデアを取り入れていきたいと思います。

すっきりとした青空。どうか穏やかな日々が続きますように。

― 黙祷 ―


3月9日(土)

 きょうはすっきり青い空。1月の異常なくらいの暖かさとは打って変わって、ここしばらく随分と冷え込む朝晩が続いています。そんな中、毎日気になる桜の開花情報ですが、もんちゃんXで毎日様子をお写真でお伝えし、見ごろを予想しています。花喰鳥代表のメジロさんも、桜が咲き始めてから連日お食事にやってきています。アマチュアカメラマンの皆さんも、そんな桜と野鳥の素敵な一瞬をファインダーに収めようと、たくさん訪れてくださっています。桜の見学をされる方も、博物館にお乗り入れされる方も、どうぞお互いに気を付けて周辺の景色をお楽しみください。皆様にとって素敵な週末になりますように。


3月5日(月)

 こんにちは、Nです。金山博物館桜開花状況の速報をお伝えします🌸リバーサイドパークの河津桜は現在5分咲き。対岸から見ても、ピンク色が分かるようになってきました。ここから数日、お天気の悪い日が続くようです。桜を含む花が咲きはじめる時期に降る雨は「催花雨(さいかう)」、桜が満開の時に降ると「桜流し」とか「桜雨」と呼ばれているそう。雨が降るメカニズムや季節ごとに気象の特徴があることは重々承知のうえで、このようなお天気の名前や言い伝えを調べるのがちょっとした楽しみです。ちなみに、博物館駐車場横のソメイヨシノはまだまだエネルギー蓄え期間。河津桜が満開になる頃には、こちらのようすも合わせてレポートするようになると思います。金山博物館周辺の桜情報が気になる方は、もんちゃんのXと合わせて当HPもご確認ください。


3月1日(金)

 こんにちは。Yです。いよいよ3月が始まりました。

 博物館周辺に目を向けると、リバーサイドパークの河津桜が花開き始めました。おおよそ2分咲きといったところです。今朝も数人の方が咲き始めのようすを収めようとカメラをかまえていました。河津桜特有の濃いピンク と 昨夜の雨の雫 と 日の光 と きっとすてきな一場面が撮れたのではないでしょうか。

 今後も桜の開花情報を当HPやもーん父さんXにてお知らせいたします。当館をご利用いただきながら、リバーサイドパークをお散歩してみるのもいいかもしれません。春の訪れをたっぷり感じられると思います。


2月27日(火)

 こんにちは、Nです。25日から博物館エントランスロビーにてミニ写真展「甲斐の山々」がスタートしました。登山経験が豊富な信藤館長が、山梨県を中心に日本各地の山々で撮った写真を展示しています。同じ場所、同じ時間、同じ気温...どれだけの「同じ」が揃っても二度と同じ表情を見ることができないのが自然。そしてその代表格が山だと思います。だからこそ、同じ山に何回も登りたくなると聞いたことがあります。その表情を全て見るのは難しいから、同じ山に登ったことがある方にはぜひ、ご自身が見た景色との違いを比べていただきたいなと思います。もちろん、普段山登りをしない方にとっては初めての景色を見るチャンスです。複数の場所から見た富士山の写真も展示してあります。その見え方の違いも楽しんでみてください。

 そしてもうひとつ、この写真展の画像からお知らせしなければならないことがあります。そう、博物館内に日差しが入り込むようになりました!嬉しいですね。とはいえまだまだ寒いですし、今日は建物の中にいても怖いくらい強風が吹き荒れています。予測のできないものが飛んでくる可能性があります。建物の内外問わず十分にお気をつけください。

 ちなみに人間の習性なのか、私の特性なのか、昨年の今日も同じ内容の日記を書いていました(笑)。おもしろいものですね。昨年の写真はシュッとした光の矢印でしたが、今年は少し柔らかいものになったかな。


2月25日(日)

 こんにちは。Yです。今日は朝から雪が降りました。1週間前の陽気がうそだったかのように冷え込みましたね。みなさんのお住いの地域はいかがでしたか。博物館の方は雨から雪に変わったので、幸いにも道路に積もることはありませんでした。しかし、周辺の山々はすっかり雪化粧しています。湯之奥金山がある毛無山も降雪していることでしょう。キンと冷え込んだ空気のなかで静かに在り続ける遺跡を想像すると、当時にタイムスリップできそうです。きっとかなり積もっているんだろうな。明日は晴れそうですが、週後半にかけて傘が必要そうです。気温も下がるようなので、季節の変わり目に体調を崩さないよう気をつけたいですね。

 さて、今日は今年度3回目となる館長講座を開催しました。あいにくの天気でしたが、町内のみなさまを中心にご聴講くださいました。テーマは「山梨県の考古学」。博物館の位置する峡南地域を中心としつつ、旧石器時代から中世まで時代区分ごとに、県内遺跡の事例紹介を中心に話がなされました。これまで長く考古学に携わってきた信藤館長ならではのお話に夢中になる90分間でした。

 次回は地域の歴史を実際にみて歩く「シン・サンポ」(3月17日開催)です。要申込ですが、まだ定員には若干の余裕がありますので、ご都合つく方はぜひご参加ください。お待ちしています。3月中旬ということもあり、きっと春のおさんぽにぴったりなこと間違いなしです✿


2月22日(木)

 いうまでもなく猫の日です。ウン十年、この日だけは必ず忘れないよう、毎年、昔からなんらかトップページに書いたものですが、もはや毎日「〇×の日」ですし、ネットやSNSの普及前の昔と違って、言わなくても知ってるしってるーとなる現代。だから、まあいっか。でもひっそりここに触れておこう、という心づもりがチラホラ・・・そして桜の花に先駆けて咲いた梅の花がはらはら・・・・。例年にない暖かさで植物の季節感もちょいとずれ気味。少し早めに咲いた梅の花が花びらを散らす様子も見られます。

 今日は雨、そして明日あたりは雪かも?という予報も出ていますが、きっと晴れたら暖かいのでしょう。この分だと桜の開花も少し前倒しになるかもしれませんね。そんなこんなで、うるう年の今年の2月は、猫の日を含めて8日。まもなく3月、いよいよ年度終い。12月とは違うバタバタの季節がやってきます。ばたばたしないように、日々努力しているはずなのですが、やるべきことが次から次への泉のごとくわいてきて・・・困ったこまった。ともかくも体調管理に十分に気を付けながら、頑張ってまいりましょう。


2月19日(月)

 こんにちは、Nです。久しぶりの雨となった本日。乾燥続きだったため、嬉しい潤いとなりました。気温も下がらず、ここ最近は10℃を超え4月並みの気温が続いていましたね。ですがこの雨を境にまた寒い日が続くという予報もあります。引き続きしっかりと体調管理をしていきたいですね。

 さて、先日17日に開催された久間先生のものづくり教室。こんな機会は滅多にないため、私も参加者の皆さんと螺灯づくりを体験しました。久間先生から「螺灯とは何か」や本日の注意点を聞いたあと、早速作業開始です。まずはボタン電池とLED電球の接触の仕組みから。「電池とLED電球のプラス極同士をつなぐと光る」というのは当たり前のように思いますが、自分の手で作業して「光る・光らない」を目の当たりにすると、その仕組みは日常生活を送る上では意識していないけれど、理解することの重要性を実感しました。

 一番緊張したのは、LED電球や電池ソケットと電池基板を接合するためのはんだ付け作業。これを失敗するとせっかくの螺灯に火が灯りません。参加者の小学生たちははんだごてを使うのはこれが初めて。はんだごての先端は200℃を超える高温になるため、細心の注意が必要です。はんだごてに電源を入れ、少し経つと温度が上昇した先端から焦げくさいにおいがしてきます。何にも触れていないのに漂ってくるそのにおいには小学生たちも我々大人も驚きました。さあいきなり本番、というのはリスクが大きいのでまずは、練習用の基板を使い反復練習です。溶けたはんだが富士山型に盛り上がった形になるのがベストですが、作業のタイミングが少し違うだけで、できあがりの形がいびつになったり凹んでしまったりと、これがなかなか難しいのです。苦労している大人をよそに、小学生たちはどんどん上達していき、久間先生も「いいねー!ちょうどいい形だよ」と大絶賛。物事の吸収速度が速いのか、本来の手先の器用さの違いか、はたまたその両方か…。考えるのはやめておきます。

練習もそこそこに、いざ本番。本番はLED電球と基板の間にはんだ付けをする場面もあり、集中力が必要なより難しい作業になりました。それも乗り越え、参加者全員のLEDに灯りが!みんなホッとした瞬間でした。

 はんだ付け作業が終了したLED電球をサザエの殻に入れれば、いよいよ世界に一つだけのLED螺灯のできあがりです。灯りを消した映像シアターで、それぞれが作った螺灯をつけてみると、予想以上に明るく、小学生たちからは「これなら坑道の中も歩けそう!」という感想が聞こえてきました。するとここでK学芸員から「実際の螺灯は菜種油や鯨油に火を灯したもの。それを狭い坑道の中でいくつも焚くと酸欠になってしまう」という話がありました。この話に納得しつつ、火だと熱いし大変だという感想も合わせて聞こえてきて、この教室が技術も知識も学べる機会になっているなと感じました。

 拙いレポートにはなりますが、教室の雰囲気が伝われば幸いです。久間先生、参加者の皆さんありがとうございました。当館ではこのような教室を引き続き開催して参ります。ご興味のある方は次回、ぜひご参加ください。


2月17日(土)②

 こんにちは。Yです。

 今日は久間先生のものづくり教室を開催し、無事に終了いたしました。今回のテーマはLEDを使ったラトウづくり。「ラトウ」ってなあに?と思った方はぜひこちらのページを覗いてみてくださいね。

 講師を務めてくださった久間先生、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。自身で作ったラトウの灯りをお家でも楽しんでいただけたら嬉しいです。

 私も実際に作ってみましたが、そのようすは一言では表せないので、また後日、ゆっくり紹介させていただきます。まずは完成品のお写真だけちょこっとお見せしますね(^^)/


2月17日(土)①

 春一番が各地で吹いたとのニュース。このあたりでも先日強い風が吹きました。エントランスには一足早い蝋梅が飾られていいにほいが漂います。外の梅のつぼみはそろそろほころび始めています今、エントランスカウンターには、もんちゃんがお友達からいただいたピンク色の花々が彩りを添え華やか。山の稜線を見ると、枯れ木のように見えていた木々の枝の先々が、芽吹きの色になってきていることに気づきます。そりゃあ花粉も飛ぶわけだと思いつつ、確実に季節が進んでいることも実感します。

 午後からのモノづくり教室にご参加の皆さん、きれいなラトウを作ってみてください。教室終了後に様子をリポートさせていただきます。


2月15日(木)

 日中気温と朝晩の気温差が20度とか・・・普通なら驚きの気候ですが、近年そんなことが多すぎて、あまりビックリしなくなったような気がします。そのかわり、しばしば耳にするようになったこのことが、逆に自然災害や想像できない異常気象の不安と恐怖を感じずにはいられません。

 ちなみにお外の気温は暖かいのですが、気温差があるのでどうしても館内はひんやりなのです。空調工事はばっちりですが、この現象は館の立地条件によるものなので、どうにもこうにも。ともかくも、花粉も飛び始めましたし、風邪も流行っています。コロナも決してなくなったわけではありません。体調崩さないように気をつけましょう。

 さて、昨日はバレンタインデーでしたね。自分においしいチョコをプレゼントする傾向が高いようですが、皆様いかがでしたか?バレンタインデーといえば、当館のモテ男、われらがもーん父さん。いつも会話しているお友達、博物館にもきてくれたり、イベントでお知り合いになったりした全国のお友達から、優しいメッセージを添えて、本当に、もんちゃんを愛してくれてありがとうございます。時は金なり。そう、当HPに訪れてくれたり、もんちゃんのXやFacebookに訪れてくれる、そのことはつまり、皆さんそれぞれの限りある貴重な時間をもんちゃんや博物館に向けてくれているのです。ましてや、おやつ選び、お手紙、配送手配・・・言わずもがなです。お友達皆さんに足を向けて寝られないもんちゃんは、立っているしかないくらい感謝なのです。本当にありがとうございます。

 もんちゃんはもちろん、私どもスタッフもほっこり温かい気持ちになります。みなさんのおかげで毎日愉快に過ごすもんちゃんの様子を知りたい方は、もんちゃんSNS(X)をのぞいてみてくださいね。おやつも元気の源ですが、おともだちみんながいるから、彼は毎日愉快なんです。言葉少ない、いや言葉は多いけれど語彙が少ない(?)もんちゃんに代わって、この場を借りて応援してくださる老若男女問わないすべての皆さまに深く感謝申し上げます。

 みんなが気持ちよく訪れてもらえる施設づくりを目指して、日々スタッフも、もーん父さんも頑張っています。こうした一つひとつのイベントを通して応援してくれているんだと実感し、喜ぶだけでなく気を新たに引き締めて、これからもお客様のお気持ちにお応えできるよう精進してまいります。引き続き応援よろしくお願い申し上げます。


2月12日(月・祝)

 こんにちは、Nです。2月最初の3連休もあっという間に最終日を迎えました。通常開館開始後一番の賑わいとなり、さすがは3連休だと実感しました。もんちゃんに会いに来てくださる方も多く、久しぶりにお友だちとたくさんお話できたもんちゃんにとっても楽しく嬉しい3日間となりました。ご来館くださった皆さま、ありがとうございました。お帰りの最中という方もたくさんいらっしゃると思います。交通渋滞や公共交通機関の混雑など、連休最終日とは切っても切り離せない事象も発生していると思います。充実した3連休、お疲れの部分もあるかと思いますが、どなた様も無事に帰れるようあとひと踏ん張り、細心の注意をお願いいたします。


2月10日(土)

 こんにちは、Nです。この日記をご覧くださっている皆さん、朗報です。博物館駐車場に一筋の光が差し込み始めました。11月、いや10月から日記が更新されるたびに、スタッフたちの「寒いです」、「凍ってます」という言葉を聞いてきた読者の皆さんの喜びもひとしおだと思います。なんて、そんな壮大なことではないかもしれませんが、博物館スタッフにとっては一大ニュース。これで路肩の雪も少しずつ解けてくれるのではないかと期待しています。ただ、こんなお知らせをしていてなんですが、まだまだ寒さは厳しいです。皆さまの想像を優に超える寒さを誇る博物館です。試行錯誤しいろいろな対策を講じていますが、ご来館の際は、防寒対策は万全でお越しくださるよう、お願いいたします。

 そして、雪解けが進むと嬉しい反面、コンクリートに流れ出た雪解け水が朝晩の冷え込みで凍り、ブラックアイスバーンになる恐れが高くなります。この田舎町に住むものの共通認識として「一見凍っていないように見える道路」が一番怖いです。再三のお願いになりますが、お車の運転は細心の注意を払ってくださいね。


2月8日(木)

 こんにちは。Yです。

 頬にあたる風が冷たくささるように痛い今日です。雪が降った日から2日が経ちました。博物館周辺のようすはというと、国道や下部温泉駅沿いの道路はだいぶ雪が溶けた印象です。ただ、下部川をはさんだ当館側は日の光が当たりにくく、まだまだ多くの雪が残り凍結もみられます。ご来館の際はじゅうぶん安全に気をつけてお越しくださいね。

 さて、当館の冬のキャッチコピー(?)としてよく使われている「日照時間ゼロ」。当館は山を背負った場所に位置するため、冬の間、どうしても日が当たらなくなってしまいます。対岸の日差しを眺めながら「早く春にならないかな…」と願う日々。しかし、今日、雪のようすを見ながら周辺を歩いてみると、河川敷やヘリポートにはたっぷりの日差しが当たり、雪でキラキラ輝いていました。日の高さから着実に春が近づいていると実感できたひと時でした。

↓今日の博物館周辺のようす↓


2月6日(火)その②

 こんにちは、Nです。臨時休館となった本日、皆さまのご理解とご協力ありがとうございました。朝からスタッフ総出で除雪作業をしていましたが、人力には限界があります。途方に暮れていたところに、救世主の除雪車が颯爽と登場し、丁寧に、でもあっという間に作業をしてくださいました。頭が上がりません。おかげで休館日明けの8日(木)からは通常どおり開館することができます。しかし、除雪した雪が路肩に積まれていますし、除雪車が通れない歩道はスタッフ手作業のため、雪が多く残っている場所があります。また、路面凍結も心配されますので、お出かけ予定の方は十分にお気をつけください。なにはともあれ、今シーズンもう雪が降らないことを祈って今日の除雪作業を終わりにしたいと思います。


2月6日(火)

 大雪による朝の混乱がニュースで報じられています。トップページにありますように、本日、大雪のため臨時休館とさせていただきます。山梨県内はもちろん博物館周辺も雪に埋もれています。これが凍ると大変なことになるので、できれば雨で溶けるとか、気温が高めで溶けることを願うところ。数年前のように1m近くも積もらなくてほっとしていることもないこともない。。。いろいろ思いは巡るところですが、とにもかくにもスタッフは本日、終日除雪作業となります。明日の休館日をはさみ、8日の木曜日から通常開館に移ることとなりますが、敷地内の全部が雪がなくなってるということはないと思いますので、ご来館の際はいつでも十分にお気をつけてください。

ご利用の皆様にはご心配・ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。


2月5日(月)

こんにちは。Yです。

昨日まで南岸低気圧による大雪が心配されていましたが、やはり雪が降りましたね。

当HPトップにもあるように、雪の降り方が強まってきたため、本日は午後1時閉館(最終受付 12時30分)とさせていただきます。みなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。

当館も午前10前から降り始め、今はもう、周囲の木々はすっかり雪化粧し、駐車場も一面が真っ白です。

明日にかけてまだまだ雪が降ることが予想されています。安全第一です。みなさま、どうかお気をつけてお過ごしください。


2月3日(土)

 こんにちは、Nです。開館再開後初のイベント「第12回砂金研究フォーラム」が開催されました。参加者の多くは博物館応援団Au会に入っていただいている方々。それもあって参加者同士でも「久しぶり~!」なんていう声が聞こえてきていました。たしかに夏の大会以外でここまで多くの応援団さんが集まるのはこのフォーラムだけかもしれません。日頃の活動のようすを知ることができるだけでなく、このような交流の場としても素敵な機会になっていると感じます。ご参加いただいた皆さまありがとうございました。「砂金掘りが好き!」とか「おもしろそう!」という気持ちがあれば全く問題なく、気軽にご参加いただけるのがこのフォーラムの最大の特徴です。もし、こんな道具を作ったんだとか、ここで砂金掘りしたらこんな結果だったんだよとか、ご自身のちょっとした記憶として残したい方、共有したい方がいたら、次回のフォーラムでの発表も考えてみてはいかがでしょうか。ラーメン屋さんでの注文の「油少なめ」と同じくらい軽い感覚で、「発表時間少なめで!」なんてご要望も大歓迎です。

 そして本日は節分ですね。身延山久遠寺でも節分会が執り行われました。参加した方からお豆のお裾分けをいただいたので、これを食べて今年一年を元気に過ごせるよう願いたいと思います!


2月1日(木)

 こんにちは、Nです。いよいよ博物館の日常が戻ってまいりました。この2か月間、多くの方々にご理解とご協力をいただきましたこと、スタッフ一同御礼申し上げます。ありがとうございました。またここから博物館運営に尽力して参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

 さてさて、当HPトップにもありますが、明後日2月3日の「砂金研究フォーラム」を皮切りに、開館明けの2月~3月はイベントが目白押しです。金山博物館らしい手や身体を動かしながら、学べる教室も復活いたします。詳細はイベントページにそれぞれ掲載しておりますので、ぜひご覧ください。なお、「館長講座」以外は予約が必要なイベントです。お手数ですが、金山博物館までご連絡ください。


1月31日(水)

 空調工事に伴う臨時休館期間の2か月間、長いようで短くあっという間。トップページにあるようにいよいよ明日2月1日(木)から通常開館となります。そして来週から水曜日が通常休館日に戻りますのでよろしくお願いいたします。

 数日前から明日のための準備をしながら、ふと思うこと。皆さんの中には、展示リニューアルとか、内装変更とかそういうことをイメージされる方もおられるかもしれません。しかしそうではなく、空調改修工事なので、なんだったら、見た目は何も変わっていないわけで。

 この日記や、館長ブログのほかに、当館にとっての重要な発信手段。そう!われらがもんちゃんXやフェイスブック。まあ、もんちゃん目線なので、ずいぶんと緩いことしか発信していませんが、そうはいっても見てくださっている方は博物館では毎日何があったのか、なんとなくおわかりいただけるかと思います。

 なので2か月も休んで何も変わってないじゃん、ではないのです。基本的な環境美化は当たり前、スタッフみんなが再開に向けていろんな仕事をやってきました。また展示系では、掲示物、展示パネルなど何かとちょいちょい変わっています。間違い探しのレベルに近いかもしれませんが、学芸員にとっては地味ですが結構時間がかかる精密な作業。そして!それより何より、一番大事なのは、空調が好調になって今までよりも格段に寒くない!

 長年極寒に過ごし世間の感覚から少々ズレたスタッフの「寒くない」は、若干アテになりませんが。(暖かいではなく、寒くないというところ)。しかし、この結果を得るまでは、工事業者さんたちの連日の涙ぐましい努力と試行錯誤があるんです。それこそ某密着番組ができそうなくらい。。。そのお話はまた後日に譲るということで。。。

 ともかくも、つまり!極寒から解放され、お客様が館内に入ってきた時に「めっちゃさぶっ」とはならないはず・・・?とはいえ、この博物館の立地状況が極寒であることには変わりありませんから、油断せず決して薄着でおでかけされぬよう、お気をつけてください。

 お客様をお迎えしての空調初運転。今日も明日の再開に向けて、全展示機械チェック済み。諸々操作方法や具合も新しくなっていますからスタッフ自身も試しながらですが、再開初日、どうぞよろしくお願いいたします。


1月29日(月)

 こんにちは、Nです。臨時休館期間終了と博物館再開に気を取られすぎていましたが、暦上ではあと1週間で春がやってきます。まだまだ寒いですし、むしろ博物館のある身延町ではこれからの方が雪の心配が増える時期です。だから、「春」と聞いてもあまりピンとはきませんが、そんな中でも最近強く思うのは日が長くなってきたということです。午後5時というと辺りが真っ暗でしたが、現在は薄暗いなという印象に変わるくらいまで日の入りが遅くなりました。実感することは少なくても、着実に季節は進んでいます。博物館に日が差し込みました!のお知らせを皆さんにできる日をスタッフ一同心待ちにしています。


1月26日(金)

 こんにちは、Nです。厳しい冷え込みが続いています。今朝は今季一番の冷え込みだったように思います。出勤する前に自動車のフロントガラスについた霜を溶かしたのですが、走り始めるとまた凍り始めてしまいました。ですが、ここまで冷え込んだのは久しぶりで昨年の方がそれが強かったように思います。暖冬というのを実感しています。

 さて、24日の日記でお伝えしていました私の製作物、砂金掘り大会砂金甲子園のYouTube動画2本ができあがりました。なかなか時間がとれず、気がかりだったことをこの休館期間に完遂することができ、ほっとしています。大会開催から日数はかなり経ってしまいましたが、この動画を見て2023年の夏を振り返っていただけたら幸いです。


1月24日(水)

 こんにちは、Nです。空調設備改修工事に伴う臨時休館期間も残すところあと1週間となりました。昨日から2階展示室の足場解体が始まり、だんだんと博物館の「日常」が戻りつつあります。2月1日にお客様をお迎えしてようやく日常が戻ってきたなと実感するのだと思います。とても親切で安心安全に工事を進めてくださったたくさんの工事業者の方々に会えなくなるのはなんだか寂しいですが、2月からまたこの博物館でお客様に楽しんでいただける日々が戻ってくるのも嬉しく、また気を引き締めて頑張ろうと思う今日この頃です。

 1月に入ってからの休館期間のようすをあまりお伝えできていませんでした。普段お客様に見えない所の掃除に勤しんだ12月とは少し変わり、展示台のフェルト貼り替えや売店の商品棚の整理整頓等、1月は開館準備に向けて動き出しました。そして学芸員たちは事務仕事と並行して先の日記にあった茅小屋金山をはじめ、いくつものフィールドを掛け持ちながら調査研究や論文の作成に尽力しています。学芸員ふたりに「いってらっしゃいませ。くれぐれもお気をつけて!」という言葉をかける機会が12月終盤からぐっと増えました。そんな私はというと、ここ1週間で作っているものをあと少しで皆さまにお知らせすることができそうです。スタッフそれぞれ担当する分野は違うからこそ、日々のミーティングやちょっとした相談事が大事だなと再実感しています。そんなこんなで驚くほどの速さで駆け抜けていった1月。残りわずかとなった休館期間を余すことなく有効活用していきたいです。


1月22日(月)

 こんにちは、Nです。雪の予報が出ていた週末。一時みぞれが降りましたが、予報が出ていた時間のほとんどが雨でとても安心しました。雪の心配ばかりしていて気に留めていませんでしたが、よく考えると雨が降るのも久しぶりでした。乾燥するこの季節にとてもよい潤いになったと過ぎ去ってから気づきました。そんな雨上がりの空は澄んでいてとてもきれいで、虹が見えたところもあったようです。程よい雨がもたらしてくれた恩恵がたくさんあった週末でした。ただ、地面が乾ききっていないので、場所によっては路面の凍結が考えられます。濡れているだけでも滑りますし、最も怖いブラックアイスバーンが起きる季節です。どなた様も十分にお気をつけてくださいね。


1月20日(土)

 昨日は館長・学芸員ら今年一発目の調査として、茅小屋金山遺跡エリア内の炭焼窯遺構調査に行ってまいりました。大寒といいながらも驚くほどの暖かさ。調査には幸いの一日でした。どんなものが確認できたのか、それによって分かったことは?調査の結果については、伊藤学芸員が3月の学会発表にむけてまとめる予定。お楽しみに。そんな気候から一転、今夜から雪情報。お住まい地域の情報チェックでそれぞれに準備していることでしょう。”災害級”という言葉も飛び交いますが、そうならぬよう願うばかりです。

 そんな中、臨時休館期間もあと10日間ほどとなりました。事務処理、学芸部門、接客部門、全方向に開館に向けて諸々突貫作業中。前にも書いたかもですが、これら処理するのに時間が足りないくらい。がんばれがんばれと自分に言い聞かせながら作業中です。2月3日(土)応援団主催「金山遺跡砂金研究フォーラム」が開催されます。ラインナップは最新館だより106号にも掲載中。どうぞ奮ってご参加ください。

 そしてそして、2月17日(土)は、お久しぶりの久間先生の「ものづくり教室」です。はんだごてを使ってラトウを作ります。サザエの殻を使った油行灯とでもいいましょうか、実際に西側の鉱山では、灯りとして坑道内で使われたのです。それを同じ光量のLEDで作ってみましょうというもの。小中学生対象で定員8名です。当日の入館状況にもよりますが、作ったラトウで、まっくらにした博物館内をちょっと散策してみる、なんてオプションプランも考えています。こちらも申込受付中。どうぞお気軽にご参加ください。

 風邪も流行っていますので、皆さんそれぞれ体調に留意してこの1月を乗り切りましょう。


1月18日(木)

 こんにちは、Nです。トップページでもお知らせしておりますが、博物館だより第106号を発刊いたしました。当HP内でもバックナンバーを含めPDF版を掲載しておりますが、現物がほしいという方はご来館の際にぜひお手に取っていただければと思います。近年、webサイトの充実や電子書籍の発展に伴い、紙の書籍やパンフレットを手に取る機会が極端に減ったように感じます。その手軽さはとても魅力で生活に欠かせないものとなっていますが、それと同時に紙で手元に置くことの重要性や便利さも実感し、その気持ちを忘れたくないなとも強く思います。デジタル社会を生きる現代人として、両者をうまく使い分けながら生活していきたいですね。


1月12日(金)

 こんにちは、Nです。ここ数日、毎日今季最低気温が更新され続けている金山博物館です。今週に入り、いよいよ2階の展示室の空調改修工事が始まりました。快適な環境で価値ある展示をよりじっくりご覧いただけるようになるのが、嬉しく待ち遠しいです。

 さて、金山博物館のこの時期の名物と言えば、エントランスに飾られる「お山飾り」です。本年はお客様にご覧いただく機会もなく、工事作業の妨げになってしまう可能性もあるため、当館では飾らないことになりましたが、周辺地域ではきれいなお飾りが地区を彩っています。その地区によってその特徴は様々で、大きさも形も違いますが、この冬の山々の色と澄んだ空気に鮮やかなお山飾りがとても映えて明るい気持ちにしてくれるのはどのお飾りにも共通しています。博物館周辺に足を運ぶことがある方は、ぜひその違いを楽しんでみてください。


1月8日(月・祝)

 こんにちは、Nです。となりました。12月中はガランとしていた館内が久しぶりに活気づき、気づけば臨時開館最終日。あっという間の6日間でした。開館期間中、ご来館くださった皆様ありがとうございました。また、2月1日より全館営業となりますので、何卒よろしくお願いいたします。

 既に仕事始めを迎えた方、明日がそうという方、様々かと思います。新年の幕開けから心が重くなる出来事が続き、離れた地にいる私たちも悲しく、心配な日が続いています。様々な支援はもちろんですが、このような時だからこそ「日常」をしっかり過ごすことも私たちにできる大きなことだと思います。目の前のことを着実に進めていこうと改めて決めた開館期間でした。


1月7日(日)

 今日は寒い一日でした。多くの自治体で成人式が執り行われたようです。成人の皆さん、おめでとうございます。すてきな時間を過ごし、さまざまな経験をしながら、素敵な大人になっていってくださいね。

 さて、明日の8日の月曜日は、臨時開館最終日。砂金採り体験も明日が最終日となります。明後日から1月末まで休館となりますので、砂金採りを楽しみたいという方は明日をお見逃しなく!


1月6日(土)

 こんにちは。Yです。2024年が始まって約1週間が経ちました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 連日報道されているように、この間たくさんの悲しいできごとがありました。新しい年を迎え「今年も健康でよい年にできますように」と願った矢先です。令和6年能登半島地震、羽田空港での事故、北九州市での火災…

 このたびの災害で被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。一日でも早い復旧を願うばかりですが、まずは少しでも安全に暖かな場所で過ごせることを祈ります。

 全国的に放射冷却が効いた今日、博物館周辺も冷え込みが強くなりました。橋はもちろんのこと、周辺道路も凍結がみられます。ご来館の際はどうか安全運転で、駅から徒歩でお向かいの際も足元に気を付けてお越しください。


1月5日(金)

 2024年1月最初の3連休です。砂金採り体験も、この三日間を終えたらまた少し皆さんとお別れとなります。お越しになられる皆様方は、暖かい服装でお越しくださいね、3月並みの暖かさと言われているにもかかわらず、この博物館内は極めて寒いです。空調改修工事が完了しいていませんから、現在の暖はもっぱらストーブに頼るところではありますが、皆様から「寒い」という声は聞こえていません。もっとも、言わないでいてくれるのかもしれませんが。そして1月の3連休といえば成人式ですね。晴れ着に身を包んだ艶やかな男子女子たちをみることができる日。震災で大きな影響があるわけですが、それでもどうか、これ以上悲しみや苦しみが広がらないよう、この特別な日が少しでも穏やかに皆が過ごせますように。。。


1月4日(木)

 お正月2日間の開館を終え、二日間たくさんのお客様にお越しいただきました。またもーん父さんにもたくさんのお友達がお正月というタイミングで会いに来てくださり、ありがとうございました。”臨時休館中の臨時開館”という感じでしょうか。本日の休館日を挟み、あと4日間、8日(祝・月)まで砂金採り体験のみ開館し、再び月末まで工事完了まで、完全休館となります。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。


1月2日(火)

 Nです。あけましておめでとうございます。昨年末にこの日記でしっかりとご挨拶ができず、心残りだったので年始は早めにやってまいりました。皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 本年最初の開館日となった本日は予想以上にたくさんのお客様にご来館いただき、とても賑やかでした。休館期間でがらりとしていた館内が活気に満ち溢れ、なんだか輝いていました。2024年もスタッフ一同力を合わせ、邁進してまいりますので、変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

 最後になりますが、昨日の震災で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げるとともに、少しでも早く心穏やかな日常が取り戻されることを心よりお祈りしております。


1月1日(月)

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。

 さて、博物館は明日1月2日~8日(祝・月)まで、4日の休館日を除いて、砂金採り体験のみ臨時開館いたしますので、道中十分にお気をつけてご来館くださいませ。スタッフ一同、皆さまのご来館をお待ち申し上げております。

 本年も変わらずどうぞよろしくお願い申し上げます。


← 前のページに戻る