印刷博物館日記(2025年)
当館では地域の行事に沿ったお飾りをエントランスに再現するなど、
ご来館いただいたお客様の目を少しでも楽しませることが出来れば、
また、合わせて地域の行事や風習も知っていただけたらと願っています。
このページでは、そんな日々の博物館内での小さな出来事や、こんなことも予定しています、
スタッフの”こころにうつりゆくよしなしごと”を書いています。
”たまには覗いてみるか”という軽い気持ちでどうぞ御覧ください。
最終更新日:1月23日
1月23日(木)
こんにちは、Nです。数日前に新年を迎えたような感覚ですが、1月も残すところあと約1週間です。びっくりするくらあっという間ですね。2025年も始まったばかりだし…なんて思っていると、光の速さで日々が過ぎ去っていってしまいそうだなと少し怖くなりました。そんな本日、博物館スタッフが総出で頭を抱えるニュースが飛び込んできました。それが、金価格の過去最高値更新。昨年10月に15,000円代を一度だけ突破した以降は、高止まりではありましたがそれを超すことはありませんでした。ここ数日、15,000円を超しそうで超さないラインで変動を続けていましたが、本日ついにポーンとその金額を超してしまいました。博物館スタッフたちが嘆いても、悲しんでもどうしようもできないのですが、やはり落ち込んでしまいます。ただ、どんな状況であれ、皆様に湯之奥金山の歴史や鉱山作業についてお伝えしていくという責務に変わりはありません。砂金採り体験でもそれは同じ。それを通して多くの人にその原理や大変さを楽しみながらお伝えできればと思います。もちろんその実感は自分で作業して、金を採るからこそ湧くものだと思います。体験が始まって最初の方は採れなくても気にせず作業になれる時間だと思っていただいてよいのですが、時間が半分くらい過ぎたけど「あれ?」とか「わかんなくなった」という方はお気軽にスタッフにお声がけください。どこからともなくいろんなスタッフが全力でお手伝いに参ります。
1月20日(月)
こんにちは、Nです。いつもより暖かい気温でスタートした本日。昨夜は雨が降ったようで、久しぶりに潤いも感じることができました。そんなお天気ですが、本日から二十四節気は「大寒」です。二十四節気の最後にあたる大寒は、その名のとおりとっても寒い期間です。ただ、今週は天気予報を見ても「おやおや?大寒?」というような気温が続きます。しかし、油断は禁物。まだまだ最低気温が氷点下という日も少なくないと思います。路面や水道管の凍結にはくれぐれもご注意ください。
昨日の日記でもあったように、柳倒しが行われ博物館エントランスからお山飾りが姿を消しました。どうしても日が当たらない博物館内をパッと華やかに彩ってくれていたお山飾り。ないとなんだか寂しい気持ちになります。でも、まったく姿を消してしまったわけではありません。お飾りのついた竹は丸めて、家の屋根に乗せると火災から守ってくれると言われています。博物館のお飾りも丸めて、皆様に縁起のおすそ分けをしています。ご入用の方はぜひお持ちください。
1月19日(日)
小正月行事の「お山飾り」。この数日、当館エントランスに立ててありましたが「20日の風にあててはならぬ」という風習なので、本日のうちに倒します。ですから明日のエントランスは何事もなかったかのようになります。
醍醐山のブログにも書かれていますように、地域の風習が住民の高齢化や変化によってだんだんなくなっていくようすが見受けられますが、今年の「お山飾り」をとりまく状況はまさにこれでした。博物館でこれら行事再現実働部隊であるK学芸員、竹を切ってきたり割いたりと大変な手間のかかるこの作業。開館から毎年作ってきたものですが、実は奇しくも今年は作るのをお休みするかと思っていたのです。そう思いながら、この時期の周辺地域を見回したら「いつもあの場所に立っていた飾りが今年はない!」という実態があまりにも顕著。もし博物館で再現をやめてしまったら、この風習を見ることすらなくなってしまうのではないか。地域博物館として可能な限り歯止めをかける役目があるのではないか。そんなことから、やっぱり作るか。と作業をしたことは先の日記に記されているとおりです。同じ季節には博物館エントランスに毎年立てられているよう、作製の意義や意味やそのための技術が無理なく継承されるようにすることが大事なことです。
さて本日の午前中、もんちゃん、御呼ばれして応援におでかけしてきました。いつもと趣が違うそのイベントは保護猫譲渡会。内容は言わずもがなですが、猫好きもんちゃんにお声がかかり、会場の富士川クラフトパークに応援に行ってまいりました。譲渡会と合わせてプチマルシェとしてお店も出展されていますので、一日楽しめる企画にもなっています。午前中のお散歩タイムには、富士川町からゆずにゃん、当町のみのワン、そしてもんちゃんがそろい、会場に訪れていたお友達と記念写真を撮ったりしましたが、そんなおでかけのようすは、もんちゃんXでご覧になってみてください。猫ちゃんたちのこれからの未来に素敵なご家族が寄り添ってくれますように。そして猫ちゃんだけに限らず、人間の身勝手で不幸な動物たちが増えないことを切に願います。
1月16日(木)
こんにちは、Nです。成人式がすぎ、今週末は全国共通テストですね。お天気も今のところは心配なさそうで一安心。受験生たちはもちろん、そのご家族や先生方も緊張の日々だと思います。きっとここまでもう十分走ってきたであろう皆さんに「頑張って」と声をかけるのは少し心苦しいので、落ち着いて風邪をひかないように、いつもどおりの自分で会場に向かってほしいなと思います。今までの成果をしっかり発揮できるように祈っています。そうそう、成人式も共通テストもここ数年でその名称が変わりましたね。大学入試センター試験は大学入試共通テストに、成人式は成人年齢が18歳に引き下げられたことから、「二十歳の集い」などと呼ばれるようになった地域が多いようです。仕組み自体も毎年少しずつ変わっているのでしょうが、それは当事者にならないと実感がわかないもの。そんななかでも名称の変更というのは広く興味関心が集まるんだなと実感した数日間でした。
1月13日(月・祝)
こんにちは、Nです。心配していた雪の影響もなく穏やかな時間が流れている博物館です。晴れの日の方が朝の冷え込みが強く、霜柱も立派なものが立っています。あと数か月は路面凍結の心配は切っても切り離せないものなので、再三になりますがお出かけの際はくれぐれもご注意くださいね。
3連休中日だった昨日、博物館エントランスには恒例のお山飾りが出現しました。出現、とは言っても勝手に生えてくる訳はもちろんありません。他の誰でもなく博物館スタッフたちが竹を切って、お飾りを立てるまで手作業で行っています。周辺地域でも高齢化の影響か、お山飾りではなく代替のものを…というところが増えたこともあり、地域文化継承のため博物館では作りたいという思いがあります。でも、新年が始まりなんだか例年よりパタパタと過ごしているスタッフたち、今年のお山飾りはミニミニサイズにしようかと話していました。そこに現れたのは皆さまご存知、当館自慢の応援団さんたち。お山飾りづくりの歴も深く、まさに精鋭と呼べるメンバーが集結してくれました。作業から約2時間、スタッフが当初想定していたよりも大きなお山飾りが見事完成。このスピードとクオリティはさすがだなと、改めて博物館応援団のすごさを実感しました。お山飾りは20日まで、博物館エントランスに飾られています。ご来館予定の方は、博物館と合わせてお楽しみいただければ幸いです。
1月10日(金)
こんにちは、Nです。連日報道されている雪のニュース。人間が易々埋まってしまう積雪量の地域もあり、安全のため運休が発表された公共交通機関もあるそうです。天気予報によると、今週末にかけて降り続くようで、生活や交通へのさらなる影響が懸念されます。そして怖いのが、雪かきや雪下ろし中の事故。作業は決して一人でせず、無理のない範囲で行ってくださいね。博物館周辺は今のところ降水・降雪どちらもありませんが、お出かけの際は天気予報や道路状況等お確かめのうえお越しください。その一方で、乾燥している地域も多く、それによる火災も発生しています。火の元の確認も忘れずにしていきましょう。
今週末は成人の日、来週末は共通テストと、一生に一度の晴れの日や勝負の日が近づいていますね。毎年この2つのイベントのときは、お天気の心配をしているように思います。一足早いですが、新成人の皆さん。おめでとうございます🌸せっかくの晴れの日、彩とりどりな方法で自分を、お友だちをお祝いしてあげてくださいね。
1月9日(木)
今年最初の三連休。日本を寒波が襲うという天気予報が出ています。警戒と不急不要の外出を控えるようにという注意喚起が気象庁からもなされています。とはいえ、受験シーズンでもあります。どうしても出なければならないという方もおられるでしょう。道中、そして目的地の情報をよく集めて十分な対策でお出かけされますように。そして当館にお越しくださるご予定の方もに同様。さて、この辺りはどうですか?と聞かれることもしばしばですが、周辺で雪が降れば、博物館周辺も当然のように降ります。いつも触れていますように、博物館は完全日陰、そして温泉郷の中でも最も寒いです。凍結防止剤散布はしていますが、あくまで対策で、それを乗り越えて路面結氷することもないことはありません。どうぞくれぐれもお気をつけてお出かけください。
ちなみに山梨そのものが冬期のスタッドスタイヤ必須の県です。県外からお越しで雪に慣れていない方には、特に雪情報が出ているときは間違ってもノーマルタイヤでお越しになりませんよう、十分にお気をつけていただきたいと注意喚起させていただきます。日本海側エリアの天気予報が非常に気がかりなところですが、とにかく大きな災害につながらないような降り方を天にお祈りします。皆々様が安心安全な3連休をお過ごしできますように。
1月6日(月)
比較的長い年末年始のお休み期間でしたが、いよいよ今日から本格的にお仕事始めの一週間がスタートですね。ついつい食べすぎてしまうこの季節ですが、仕事始めと同時になんとなく体調管理も気にかけて、元気にやっていきましょう。年始のお客様をお迎えした当館のお手製門松も明日で撤去、次なる1月の節目行事は小正月と成人の日などでしょうか。1月も瞬く間に過ぎていくのでしょう。一日一日を大切に使って成果が上がる一年にしたいものです。
1月5日(日)
こんにちは、Nです。遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
いよいよお正月休み最終日となりました。帰省ラッシュもピークを迎えるかと思います。それを回避しようと時間をずらすと、道路の凍結など他の心配も出てきます。遠足ではよく言いますが、「お家に帰るまでがお正月休み」です。あたたかい気持ちのままお休みを終われるように、どなた様もお気をつけてお出かけください。
さて、今日は年賀状の話題。昨今、「年賀状じまい」をする方が増えてきています。その理由は、ご高齢のため、メールやSNSで済ませてしまうためなどなど様々です。実際に自宅や職場に届くものを数えても、今年は目に見えて数が減っていると感じました。そんななか、私の近くには年賀状に一生懸命向き合って、楽しんでいる人がいます。それは我らがマスコットキャラクター・もーん父さん。もんちゃんに全国のおともだちから年賀状がたくさん届くのは有名(?)な話ですが、写真やイラスト、あたかいメッセージ…オリジナリティに溢れる年賀状を見るのを、毎年もんちゃんもスタッフも楽しみにしています。お返事を頑張って書いているもんちゃんも間近で見ているため、その気持ちの往復が素敵だなと感じます。そんな年賀状のやりとりをしていて、よかったなと強く思う出来事も昨日はありました。詳しくはもんちゃんとスタッフの秘密ですが、もんちゃんはより一層ホクホク笑顔です。今年の年賀状のお返事も全速力(もんちゃん比)で書いています。お送りいただいた皆様はお手元に届くまでもうしばらくお待ちください。もんイズムに溢れたもんちゃんのお返事、見させてもらってスタッフも笑顔にしてもらっています。(とんちんかんな時もあるって?それがもんイズムです!!!)
今年もたくさんの年賀状をありがとうございました。うちのもんちゃん、どうぞ今年もかわいがってやってください!スタッフともどもよろしくお願いいたします🌟
1月4日(土)
いよいよ新年休みも大詰めの週末。館内はあと二日間、お正月らしいお琴のBGMがかかっています。本日も当館は通常開館、次の休館日はこれまた通常通りの8日水曜日です。月曜日からお仕事始めですから長い年末年始のお休み気分を抜いて頑張っていけるよう今日明日の休日を有意義にお過ごしください。
1月3日(金)
初日は多くのお客様にお越しいただきましてありがとうございます。本日、新年開館2日目。月曜日の仕事始めに向けて、明日あたりから帰省ラッシュが始まるでしょうか。お出かけで楽しんだ後、おうちに帰るまでが一連のイベント。どうぞお車の運転される方、十分にお気をつけてください。当館の新年特典は本日まで。なくなり次第終了です。三が日は終わりますが、2025年最初の週末もお帰りがてら博物館にお立ち寄りください。
1月2日(木)
あけましておめでとうございます。Yです。
博物館は本日から開館です。早速、たくさんのお客様がお見えになっています。ありがとうございます。今年もみなさまに楽しく過ごしていただけるよう、スタッフ一同取り組んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。なお、お正月特典として、チケットご購入のお客様には 干支根付orお祝いスポンジ(中学生以上)、景品ゲットのお楽しみくじ(小学生以下)をご用意しています。(いずれもなくなり次第終了)
お正月を迎えると、よく、「○○はじめ」と言いますが、当館では「砂金採りはじめ」、「金(きん)はじめ」ができます。新年のパワーチャージに砂金採り体験はいかがでしょうか☆みなさまのご来館、お待ちしています。
1月1日(水)
2025年がスタートしました!あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします☆
博物館は明日より通常開館です。みなさまのご来館をお待ちしております。この時期は交通量が増えますので、路面凍結や事故に気をつけておいでください。
今年は巳年!HPトップの「巳」の文字は館長が書いてくださいました。
みなさまにとって良い一年となりますように・・・
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